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FASHION

2017.02.16

スタイリスト川上さやかの辛口キレイな“デニムルール”|実践編

「童顔&小柄だけれど、デニムは絶対にシンプルに着たい」というスタイリスト川上さやかさん。そんなポリシーのもとに考え抜かれたデニムスタイルは、大人っぽく洗練された、究極の〝こなれシンプル〟でした!今回は川上さんが〝子供っぽデニム〟を克服するために見つけ出した〝辛口キレイ〟なデニムルールとは?デニムの選び方や、それに合わせる服、そして小物まで、3つのアプローチからご紹介!

1 デニム「選び」のルール

キレイめデニムコーデへの近道は、〝女性らしさ〟と〝美脚〟をキーワードにデニムを選ぶことから!

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ひざ下ストレートで最旬&最高の美脚を手に入れる
「太ももはフィットしつつ、ひざ下からは脚の形をひろいすぎない、ストレートなシルエット。これが、今っぽさも兼ね備えた、スキニーより一歩先いく、現在進行形の美脚デニムです」

体をすっぽり包むロング丈コートからのぞく、ひざ下ストレートのシルエットで今っぽさを漂わせて。チェック柄コート×ニットの組み合わせでもほっこりとは無縁。「はやりのチャンキーヒールなど今季多いボリューム靴。スキニーのようにすそが細いとアンバランスですが、ストレートのすそだとバランスがいいんです」。ジャストウエストな股上の深さも今年らしい。パンツ¥33,000(エージー ジャパン〈AG〉) コート¥8,950(ベルシュカ・ジャパン〈ベルシュカ〉) ニット¥18,000(styling/表参道ヒルズ店〈ケイ シラハタ〉) バッグ¥34,000(ロードス〈マロウ〉) 靴¥57,000(FURLA JAPAN〈FURLA〉)

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くるぶしの見えるクロップド丈で大人の色香を出す
「女っぽさは足元に宿ると思います。大人の女性だからこそ手に入れられるカリッとした華奢な足首。デニムをはくときこそクロップド丈でアピールしましょう。フラットヒールとも好相性」

「クロップドなら必ず脚の形をひろったスリムな形を選んで」と語る川上さん。ボリュームのあるそでのトップスを合わせたり、大判のストールを巻いて上半身にボリュームを出すのが、バランスよく着こなすコツ。パンツ¥15,000(カイ タックインターナショナル〈モナーム〉) ニット¥20,000(メゾン イエナ〈イエナ ラ ブークル〉) ストール¥52,000(ミューズ ドゥ ドゥーズィエム クラス 表参道店〈ジョシュア エリス〉) バッグ¥25,000(デミルクス ビームス 銀座〈デミルクス ビームス〉) 靴¥29,000(FUN Inc.〈CHEMBUR〉) ピアス¥175,000(TASAKI〈TASAKI〉)

2 デニム「合わせ」のルール

今季、デニムはバリエ豊富。形や色に合った女性像をイメージして、辛口キレイのバランスを考えます。

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ボディコンシャスなスキニーデニムはメンズライクに仕上げて
「スキニーは、脚の形がくっきりとわかる、女性らしさが際立つアイテム。なので、合わせるトップスはメンズライクなもので辛口へシフト。体が泳ぐくらいの、ゆったりとしたトップスで緩急をつけて」

「インディゴに合わせてダークネイビーのワントーンにまとめることもメンズライクに仕上げるコツ。脚だけが変に強調されないので、すっきり見える効果も」。ミニマルな着こなしの中に漂う女っぽさこそ辛口シンプルな着こなしの真骨頂! パンツ¥12,800(ラックデニム) 〝メゾン フラネウール〟のニット¥58,000・〝ファリス〟のピアス¥13,000(アーバンリサーチ ロッソ ルミネ有楽町店) バッグ¥47,000(ピエール アルディ 東京〈ピエール アルディ〉) 靴¥35,000(FUNInc.〈CHEMBUR〉) 眼鏡¥32,000(アイヴァン 東京ミッドタウン〈オリバーピープルズ〉)

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ハイウエストにはクルーネックの引き算で大人の落ち着きを
「ウエストを強調するハイライズのデニムはどちらかというとフェミニンなデニム。辛口にシフトさせるには、首元のつまったストイックな印象のクルーネックを合わせるのがベストです」

「ハイウエストデニムの場合、Vネックだと女っぽすぎ、タートルネックはアイテム選びを間違うと、レトロになりかねない…クルーネックならまず失敗なしです」。定番アウターのトレンチコートを着るときこそ、ハイライズのデニムで今っぽさを投入! パンツ¥19,000(ブラックバイマウジー ルミネ新宿1店〈ブラックバイマウジー〉) コート ¥8,950(ベルシュカ・ジャパン〈ベルシュカ〉) ニット¥18,000(アンスリード) バッグに巻いたスカーフ¥11,000(フラッパーズ〈マニプリ〉) バッグ¥21,800(ショールーム セッション〈YAHKI〉) ブレスレット¥8,000(ココシュニック オンキッチュ 有楽町マルイ店〈ヨキ〉)

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ストレートデニムは、ロング&リーンで細見えを狙って
「太ももにゆとりのあるストレートデニムは、今季のスタンダードなシルエット。着流しアウターよりも、かっちりとしたチェスターコートをはおることで、辛口なIラインシルエットが完成します」

「シルエットが辛口であればOKなのでダスティピンクの上品な色味も楽しめます」。ニットをレイヤードしたブラウスはやわらかな生地を選び、辛口でありながらマイルドな印象に。パンツ¥14,000(GUEST LIST〈Healthy〉) コート¥100,000(REYC) ニット¥32,000(バロックジャパンリミテッド〈ハウスコミューン〉) 中に着たブラウス¥34,000(フラッパーズ〈エンリカ〉) バッグ¥48,000(FURLA JAPAN〈FURLA〉) 靴¥86,000(アーバンリサーチ 表参道ヒルズ店〈デヴィッド ヴォーシェル〉) ピアス¥125,000(シェイスビー伊勢丹新宿店〈シェイスビー〉)

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淡色デニムは、ダークカラーで周りを固めてクールに着こなす
「細身だと膨張して見える淡いデニムを着るときこそ、あえてゆったりとした幅の、余裕のあるデザインをチョイス。デニム以外はグレーやブラックでまとめて全体を引き締めるのが正解」

色がダークな分、流れるようなシルエットが美しいボタンなしの着流しアウターでリラックス感を加えて。「デニムだからこそ、シックな中にこなれ感のある雰囲気が出せるんですよね」。パンツ¥36,000(マディソンブルー ヘッドストア〈マディソンブルー〉) コート¥70,000(デミルクス ビームス 銀座〈フォンデル〉) カットソー¥17,000(FUNInc.〈VONDEL〉) バッグ¥70,000( J&M デヴィッドソン 青山店〈J&M デヴィッドソン〉) 靴¥40,000(ショールーム セッション〈EXTRAORDINARY JANE〉)

3 デニム「×小物」のルール

デニムに名品を合わせることが大人への第一歩。存在感のある小物使いで空気を変えるのが川上流。

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信頼ブランドのシルバーアクセでデニムがキリッと引き締まる
「ほっこりに傾きがちな着こなしの流れを変えるのがシルバーアクセ。ブラウンベースのデニムスタイルに、なじみのよいゴールドではなく、あえてクールなシルバーを投入して辛口仕上げに」

「これが華奢なバングルだと辛さが足りないんです。エレガントでかつ存在感を放つティファニーの〝ボーン カフ〟ならパーフェクト」と語る川上さん。シルバーバングルを投入するだけで、全体の辛口度がぐっと上がります。バングル¥141,000・ピアス¥560,000(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク〈ティファニー〉) 〝6397〟のパンツ¥42,000・〝ペリーコ〟の靴¥69,000(プラージュ 代官山店) ニット¥27,000(GREED International Tokyo Store〈BED&BREAKFAST〉) ハット¥11,000(フラッパーズ〈ソルバッティ〉) バッグ¥32,000(Essay ラゾーナ川崎店〈デル コンテ〉)

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デニムをカジュアルで終わらせない名品ウォッチの存在
「カジュアルなデニムの着こなしは、ラグジュアリーブランドを合わせることで、一気に洗練されます。カルティエの〝タンク ソロ〟は辛口なスクエアのケースが理想的。アリゲーターストラップでラグジュアリー感が加速します」

サーマルのトップスにONしたカジュアルな時計のつけ方で、上級のおしゃれをエンジョイ。「辛口に仕上げたいので、フェースが大きめでメンズライクな逸品がベターです」。時計[通常カーフスキン黒ストラップの場合]¥260,000・ストラップ[アリゲーター]¥25,000(カルティエ カスタマー サービスセンター〈カルティエ〉) 〝アッパーハイツ〟のパンツ¥23,000・〝シップス〟のカットソー¥8,700(シップス 渋谷店) ジャケット¥62,000(ウィム ガゼット 丸の内店〈TONELLO〉) バッグ¥25,000(CPR TOKYO〈フリン〉)

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デニムだからこそサマになるエッジィな小物を投入してキレのあるいい女!
「ベルトやチェーンなどの金具使いがゴツめのエッジィなバッグは、ふだんのデニムスタイルをワンランクアップして見せてくれるアイテム。休日仕様の着こなしにもキレが生まれます」

「ひとつで完成する辛口要素を入れるなら、存在感のあるバッグ。マーク ジェイコブスの新作バッグ〝ST, MARC〟は、スクエアの形に、印象的な金具が効いていてまさに理想的」。ロングカーディガンにポインテッドのフラットシューズを合わせたリラックスコーデに、バッグでパンチを! 懐の深いデニムだからこそトライしたい。バッグ[タテ20×ヨコ24×マチ9cm]¥288,000(マーク ジェイコブス カスタマーセンター〈マーク ジェイコブス〉) 〝マザー〟のパンツ¥31,000・〝エイトン〟のカーディガン¥49,000・〝ファリス〟のバングル¥28,000(デミルクス ビームス 銀座) ブラウス[チョーカー付き]¥11,000(エミ 表参道ヒルズ店〈エミ アトリエ〉) 手に持ったストール¥12,900(ドゥクラッセ)

川上さやか

sayaka

Profile
6年半のOL経験を生かした等身大のスタイリングは、Oggi読者からも共感を呼ぶ。知的で品のよさが漂うベーシックなコーディネートが得意。大のデニムLOVERで、試したデニムは数知れず。クローゼットには30本以上のストックが。

Oggi2017年2月号「コンプレックスがあるから、おしゃれになれる!」より。
【本誌掲載時スタッフ 撮影/野口貴司(人物/San Drago)、Frankie Vaughan(取材)、渡辺修身(静物)スタイリスト/縄田恵里 ヘア&メーク/笹本恭平(ilumini.) モデル/香川沙耶(本誌専属) 構成/小林桐子(本誌)】

初出:しごとなでしこ


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