話題の美女をお迎えし、ベーシックアイテムを今の気分で着ていただく連載。今月のミューズは「欅坂46」で活躍中の長濱ねるさん。半そでクルー×カーディガンのアンサンブルニットの着回しに挑戦します。
SHE & THE BASICS
お題は、究極シンプルアイテム
10代のころから早く20歳になりたい、と思っていて、今年やっと大人になれるのが楽しみなんです。これからは、もっと“自分の時間”の使い方を充実させるのが目標。休日には、お気に入りのショップを巡ったり、美容の時間に費やしたりするのが好きで、大人のおしゃれを勉強中です。いつもはスカートスタイルが多いので、今回着たデニムスタイルは、特に新鮮でした。女性らしくてかっこいい雰囲気が、まさに大人ですよね!
すそをINして、まるで一枚のニットのように。
ベーシックな黒のクルーネックアンサンブルで、尖ったアイテムをモダンにまとめて。「普段もふんわりスカートを合わせるスタイルが好き」と長濱さん。
カーディガン¥24,000・ニット¥17,000(スローン) スカート¥32,000(チェルキ〈_TOMOUMI ONO〉) バッグ¥52,000(beautiful people 青山店〈ビューティフルピープル〉) 靴¥46,000(アノア〈リビアナ・コンティ〉) 靴下¥2,600(リーミルズ エージェンシー〈パンセレラ〉) イヤリング¥7,000(ステュディオス ウィメンズ 新宿〈ステュディオス〉) リング¥3,889(アビステ)
昨年、初めて自分の写真集を発売するにあたり、女性タレントさんやモデルさんの写真集で“撮られること”について研究しました。「欅坂46」では、カメラに対して強い視線を向け、かまえた表情で撮られるのがあたりまえだったので、普通の表情の瞬間を切り取られるのもすごく素敵だなと。それからは、同じ顔に決めないほうがいいのかなって思うように。カメラマンさんをはじめ、日々違うアーティストのみなさんに囲まれてお仕事をさせていただいているので、その方々にゆだねるように“撮られること”とも向き合っていきたいです。
アンサンブルだからこそ叶うアレンジの幅を広げて
インナーは半そでのクルーニット、Gジャンの上からカーディガンを肩がけ。こんな新発想でデニムスタイルを更新。「デニムもヒール靴なら、女性らしい印象ですね」と長濱さん。
カーディガン・ニット/上の写真と同じ Gジャン¥5,546・シャツ¥7,398(ザラ・ジャパン〈ザラ〉) デニム¥28,800(ショールーム セッション〈SERGE de blue〉) 靴¥29,000(PIPPICHIC) 帽子¥54,000(CA4LA ショールーム〈ジェームス ロック〉) イヤリング¥9,723(アビステ) ネックレス[短]¥36,000(KAORU 伊勢丹新宿本店〈KAORU〉) ネックレス[長]/スタイリスト私物
実は、アンサンブルニットを初めて着ました。私にとってのベーシックアイテムといえば、黒タートル。秋冬はシンプルなタートルニットをいろんなふうに着回すのが好きです。今回はアンサンブルニットで、スカートとデニムの2通りのスタイリングに挑戦してみましたが、まったく違う印象で着られるんだとびっくりしました。春夏のファッションをもっと勉強して、プライベートでもアンサンブルニットを着てみたいです。
Oggi6月号「長濱ねる×アンサンブルニット」より
撮影/中村和孝(まきうらオフィス) スタイリスト/奥野友佳 ヘア&メイク/笹本恭平(ilumini.) デザイン/hoop. 構成/菅 博子
再構成/Oggi.jp編集部
長濱ねる
1998年9月4日、長崎県生まれ。秋元康氏総合プロデュースによる、「乃木坂46」に続く〝坂道シリーズ〟第2弾グループとして結成された五島列島で撮影した、初の単独写真集『ここから』(講談社)が好評発売中。