靴をたくさん持っているおしゃれな人や靴に詳しい人に、実際にやっているお手入れ方法をレクチャーしてもらいました。今日から真似できそうなワザがたくさん! 銀座かねまつプレスの水澤七海さんは収納の仕方で靴の寿命を延ばしています。
使いやすく気分も上がる収納が鉄則
<教えてくれた人>
銀座かねまつプレス・水澤七海さん
Oggi読者から厚い信頼をうける銀座かねまつのプレス担当。深い知識と店頭経験に基づくお客様目線のアドバイスは必見。「私も日々実感しているのですが、なるべく長くお気に入りの靴を履くには、湿気のコントロールが大切です。革は湿気が多すぎても乾燥しすぎても傷んでしまいます。しまうときには湿気がこもないように気をつけて。ただし、長期保管しておく靴も月に1度、風を通してあげて、乾燥を防ぐためにクリームを塗りましょう。そうすることで、革にいい味が出ます」
靴の収納|3つのマイルール
[1] 湿気防止のシートを敷いておく
「よく履く靴をしまうときは、除湿シートを敷いてシュークローゼット内の余分な湿気をとります。ただし、長期保存すると乾燥しすぎて靴がボロボロになってしまう可能性も」
[2] 靴箱には写真や付箋を貼りつけて管理
「写真を撮って靴箱に貼って管理しています。靴箱のまま玄関に積んでいても一目瞭然。すぐ履く10足を玄関に積んでいて、定期的にクローゼットに収納したものと入れ替えます」
[3] 買ったときの詰め物は捨てません
「脱いだ靴に薄紙の詰め物を入れておくだけで、靴の中の湿気を吸ってくれて、型崩れ防止になるんです。紙なら他のものでも大丈夫ですが、新聞紙は色うつりする可能性があるので避けてください」
Oggi6月号「脱いだ靴の後始末徹底レクチャー」より
撮影/大石葉子 構成/佐々木怜菜
再構成/Oggi.jp
水澤七海
Oggi読者から厚い信頼をうける銀座かねまつのプレス担当。深い知識と店頭経験に基づくお客様目線のアドバイスは必見。