ワイキキ最新レストラン&カフェ事情
「4泊6日マヌー式ハワイ島+オアフ島の遊び方」の2回目は、前回のハワイ島情報から変わり、ワイキキ最新レストラン&カフェ事情です。
前回の最後に節約スタイルのレストランを紹介しましたが、ここからはちょっとアッパー目なお店とお店での過ごし方の提案をしたいと思います。
前回を読まれていない方のために、今回のハワイ旅の様子が、キャンペーン動画としてアップされています。モデルの柴田あやなさんと一緒に最新のハワイ情報を、賢いお金の使い方と合わせて紹介していますので、是非観てください。
【ショッピング重視、節約スタイルの朝ごはんABC stores】
「アッパー目のハワイの過ごし方」と言いつつも、いきなりの庶民派“ABC stores”からですいません。だけど近頃の“ABC stores”は侮れないんです。
とくに飲食関係に力を入れ始めていて、ビーチウォークの“ABC stores”店内にはデリを併設。パスタ、サンドイッチ、サラダなど、できたてを持ち帰ることができます。
またワインや日本では見かけないドリンクなど、その充実っぷりには目を見張るものがあります。
そんな“ABC stores”のからご紹介したいメニューは、ホットドッグ(1.99ドル)とクラムチャウダー(小/2.59ドル)。
朝ごはんセットとして十分な内容だと思いませんか? 但し、クラムチャウダーはすべての“ABC stores”で扱っているわけではないので、要注意。
コーヒーも付けておきたいところですが、節約派のあなたならホテルやコンドミニアムの部屋に用意されている、コンプリメンタリー(無料の)コーヒーでいいと思います。
【ローカルも知らないSpeakeasies、ハリーズ・ハードウェア・エンポリウム】
最近のハワイでは、Speakeasiesという聞き慣れないジャンルの店が登場し始めています。Speakeasiesは、アメリカ禁酒法時代の、いわば違法な酒場のことを指します。違法なので当然その存在を他人に知られないよう、密かに話していたことからそう呼ばれていたようです。
そんな禁酒法時代の、怪しげな雰囲気を演出しているハワイのバーのひとつが“ハリーズ ハードウェア エンポリウム”。
“違法っぽさ”を演出しているため表向きの看板は出していません。表向きは“PINT + JIGGER”という人気バーになっています。
“PINT + JIGGER”のドアを開けると、店内はいい感じのバーです。とくに秘密めいた雰囲気があるわけではありません。
ではSpeakeasiesな“ハリーズ・ハードウェア・エンポリウム”へはどこにある? どうやって行くのか?
他人に知られないように密かに話さなくてはならないという、そんな掟がある(?)のでここでは明かすことはやめておきますね。
次回実際に行って確かめてください。もちろん、女性客でも楽しめる健全なお店なのでご安心を。オーナーのハリーが作る“The barrel-aged Negroni”、“The Scotch Ginger Colada slushie.”など、ユニークなカクテル(12ドル〜)はマストで飲むべき。
【予約困難店から定番人気店に MW】
2013年オープンの人気店“MW”をご存知の方も多いと思います。オープン当時は予約が相当に困難でした。観光客とローカルが入り混じり、正直テンヤワンヤ状態。しかし近頃は落ち着いてきました。
そこで今こそ狙い目というわけで、敢えてのご紹介。場所がワイキキから歩いては行けない距離ということもあり、オープン当初には多かった観光客ではなく、ローカルがハレの日のレストランとして集まってくるという、そんな店内の雰囲気もいいんです。
オバマさんも通ったことで「高いのでは?」と思われている人もいるようですが、実は思ったほどではなく(前菜10ドル〜、メイン24ドル〜)。それに店内の雰囲気はカジュアルでもあり、仲間とシェアしながらワイワイ食べられるというのもいいんです。
【小腹が減ったら深夜営業のローカルレストランへ】
深夜の小腹満たし系レストランの情報も入れておきたいと思います。日本でいえば飲んだ後の締めにラーメン、みたいな感じで行ける店だと思ってください。ワイキキ界隈には深夜まで営業しているラーメン屋はありませんが、24時間営業の“ジッピーズ”に行けばサイミンが食べられます。
サイミン(レギュラー3.10ドル)のほかにもジッピーズにはいろいろなメニューがありますよ(但しアルコールはありません)。
ハワイで生まれた移民発の麺サイミンですが、ハワイ限定メニュー(4.99ドル)として“マクドナルド”にも用意されています。
あっさりカツオ醤油出汁でラーメンよりカロリー断然控えめ、ローカルも大好きなサイミン未体験なら、一度は食べてみてください。
小腹満たし系としてもう一軒、“サイドストリートイン”のカパフル店も押さえておくといいかもしれません。とにかくボリューム大なので、持ち帰りを前提にオーダー。
持ち帰った分は翌日の朝ごはんにどうぞ。因みに食事のオーダーは23時半までですが、お酒は24時までOK。
【ビーチサイドで大人ランチ、プルメリア・ビーチ・カフェ】
なんだかんだいってもハワイは海。海があってこそのハワイです。海を見ながらする食事はハワイのクライマックスな時間。そういっても過言ではないと思います。
ワイキキのビーチ沿いのホテルの店もそれはよくわかっていて、海際にはオシャレで小綺麗でそれなりの料金を取るお店を構え、観光客を待ち構えています。
ですが、ワイキキのホテルは人が多すぎて、賑やか過ぎると思います。ビーチ沿いでまったり、静かなハワイの午後を過ごすにはどこがいいのか?
それはやっぱり“ザ・カハラ・ホテル&リゾート”。なんだかんだいって“カハラ”だと思います。
カハラ・ヒルトン→カハラ・マンダリン・オリエンタル→ザ・カハラ・ホテル&リゾート(日本のリゾートトラストが現在のオーナー)と名前とオーナーは変わっても、ずっと変わらないホテルのメインダイニング“プリメリア・ビーチハウス”。
人の姿のいなくなった遅めのランチタイムにテラス席から見る風景は、まさにハワイの休日を切り取った風景。カクテルとランチ(アヒ春巻き20ドル、カレーチキンサラダ18ドルほか)でまったり過ごす午後、最高です。
【黄昏ゴールデンタイムのSKYワイキキ】
ハワイ旅行、最後の締めはやっぱりサンセット。ということで、カラカウア通りに面したワイキキビジネスプラザ高層階のルーフトップバーでございます。
ワイキキに増えつつあるルーフトップバーの中、眺望と雰囲気の良さで他をリードする“SKY WAIKIKI”。近頃は料理の味も美味しくなりました。
実は「バーの料理がイマイチ」と、地元の人気インスタグラマーにも書かれていた“SKY WAIKIKI”のバーメニューですが、「劇的に美味しくなった」と書かれるくらいに進化。
以前ならカクテルを飲みつつ太陽が沈んだら「以上終了!」な客が多かったのですが、食事を楽しむローカルも増えてきています。
お値段は若干高め14ドル〜(写真はSizzling Surf & Turf42ドル)とはいえ、夕日とルーフトップと眺望が付いてのこのお値段なら許せると思います。ドリンクのみならハッピーアワー(17時〜19時)がお得(4ドル〜)。
◆スマートなバーでの支払い方といえば「オープンタブ」
ところで、バーでお酒を飲む際の支払い方はどうしていますか?
キャッシュオンデリバリースタイルが多い海外でのバーでは、オーダーするたびにいちいち代金とチップを現金で払うというのは正直面倒。それはカード払いでも同じ。一杯ごとにカードを出してサインをするというのも、これまた面倒。
そこで、「Open tab」という支払い方法を。「オープンタブ? なにそれ?」と、そういう方も多いと思うので、ここで簡単に説明します。
先ず最初の注文を取りに来た係の人に「オープンタブで=Can I open tab?」と伝え、カードをお店に預けます。オープンタブを日本語であえていうなら「ツケ払いで」、みたいな感じです。つまり注文したものは店側でチェックし、帰る際に「Close my tab」と伝えて頼んだ分をまとめてカードで支払うというそんなシステム・・・。
と聞いて「カードを預けるのが怖い」とか、「注文してないものまでつけられたりしないのか不安」と感じていますか?
店側も慣れているのでよほどのことがない限り間違えることはないと思いますが、今回使用した“りそなデビットカード”なら不安なし。デビットカードで使用した金額をすぐにスマホのアプリで知らせてくれるという機能があるんです。
それにデビットカードなら自分の口座残高以上は使えないので、飲み過ぎ防止にもなったりするし、アプリで口座残高や利用明細も確認できるからさらに安心。おまけに現地で現金が必要ならATMの場所も簡単に検索できるんです。
ということで、2回にわたってお話してきた4泊6日ハワイ島+オアフ島「お金はあるけどお金にうるさいマヌー式」ハワイの遊び方もこれでおしまい。
お金と時間を上手く使えば、4泊6日でも2つの島で遊べることがわかっていただけたと思います。次のハワイ、ぜひ実践してみてください!
そうそう、最後に宣伝。さらに詳しいハワイの情報は「最新版山下マヌーのランキンハワイ」、ネイバーのことなら「気になるネイバー」を読んでみてください!
【最後に・・・おトクなキャンペーンのお知らせ】
「4泊6日ハワイ島+オアフ島」の遊び方の途中、ちょいちょい登場していたりそなデビットカードは、ハワイはもちろん世界中のVisaが使える店舗で利用が可能。
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さらにハワイでの利用でもお得なキャンペーンもあるのでハワイに行くなら是非チェックしてみてください。
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山下マヌー Manoue Yamashita
雑誌編集者を経て旅行コラムニスト/作家に。渡航回数300回超、最新刊『最新版 山下マヌーのランキンハワイ」で著作65冊を超える。
Travel columnist&writer after a magazine editor.
Over 300 times to foreign travel, and over 50 books of the copyright so that work.