ダイビングの聖地・ロタ島は、のんびりとしたフレンドリーアイランド♡
ロタ島はサイパンとグアムのほぼ中間に位置する、面積85.38k㎡、人口は2000人弱の小さな島。
“ロタブルー”と呼ばれる真っ青な海は、高い透明度を誇り、世界中のダイバー達の憧れ。ダイビングの聖地とも言われています。サイパンからは小型飛行機で30分ほど。手付かずでダイナミックな自然を楽しめるのも魅力です。
道ですれ違うと、知り合いでもないのに手を振って挨拶をする、“ロタウェーブ”は、ロタのフレンドリーな人たちらしい仕草。ロタに住む人たちも観光客も、大人も子供も、人に会えば手を振って笑顔で挨拶をします。大枝さんも即島モードにスイッチが入り、すれ違う人にロタウェーブをしてました。ハワイのアロハに似た、可愛い習慣ですよね。
ロタ島へは、サイパン、テニアン、ロタを結ぶ「スターマリアナス航空」の小型飛行機でひとっ飛び。今回は8人乗り飛行機で飛び立ちました。小型飛行機は機内の重量バランスを取るため、荷物だけではなく搭乗者の体重チェックあり。他の人には見えないのでご安心を。島間のフライトですが本人確認の為、パスポートが必須です。
▲「サイパン空港の国内線ターミナルでチェックインをすませたら歩いて飛行機まで。奥に見える8人乗りの小型機に乗ります!」
▲「小型機は滅多に乗る機会がないので、特別感がありました。窓から眺めるマリアナの海の色の美しさは最高。運よく眼下に虹がかかる瞬間も見ることができました」
Star Marianas Air/スターマリアナス航空
片道30分、$165.00
フライトスケジュール/
Saipan→Rota:10:30、15:30
Rota→Saipan:11:30、13:30、16:30
公式サイトはこちら
ダイビングやシュノーケルでロタブルーの海を絶対に満喫すべし!
ダイバーの聖地と言われるロタ島。中でもダイバーの間では知らぬ人がいないほどのスポット「Rota Hole/ロタ・ホール」が有名です。
海面からの光のシャワーが洞窟の穴から射し込むさまは、思わず息を飲んでしまうほど。ロタ・ホールのほかにもコーラル・ガーデンや白い砂地が広がるジェリーズリーフなど、ダイビングライセンスを持っていれば誰でも楽しめる人気ダイビングスポットがいっぱいです。2、3日かけてダイビングの国際ライセンスを取りに行く人も多いとか。
重いタンクをかついだ本格ダイビングはちょっぴり苦手かも、という人ならば気軽なシュノーケルがおすすめ。
今回大枝さんは日本人オーナーのダイビングショップ「RUBIN/ルビン」が主催するボートピクニックに参加。ポイントまで船で向かい、着いたら船から降りて自由に泳ぎます。
泳ぎが得意でない人もライフジャケットを着ているので安心。大枝さんは最初はライフジャケットを着て海面を泳ぎ、慣れたらジャケットを脱いで水中へ向かってスイム。バブルリングもくぐれました!
▲「シュノーケル用具はルビンですべてお借りしました。小型船でポイントまで連れて行ってもらいます!」
▲「同船した方々と記念撮影! ダイビング撮影をするカメラマンさんに撮ってもらいました」
▲「フィット感抜群のゴーグルだったので、表情が微妙で失礼いたします笑。でも満面の笑みで泳いでます〜」
▲「カメラマンさんが作ってくれたバブルリングをくぐりました! 何度めかで成功。こんな写真になってたんだ〜と感動」
▲「帰りのボートは、イルカと並走! レア体験に感激」
RUBIN/ルビン
今回お世話になったのは日本人オーナーのダイビングショップ。ロタ島へのアクセスなども相談に乗ってくれます。大枝さんが体験した「ボートピクニック」は、12名まで1人$70.00。3才以上、12才までは保護者同伴。体験ダイビングは定員2名から、1人$150.00(1 dive)。10才以上50才までです。
P.O.Box 1278, Liyo, Rota, MP
TEL:1-670-532-5353
公式サイトはこちら
日本語での問い合わせはメールで。メールアドレスは、rubinyamamoto@gmail.com
ダイナミックな自然から生まれたロタ島の絶景スポット4!
SPOT.1
ひんやりとした空気が漂う巨大な洞窟「Tonga Cave/トンガ・ケーブ」
トンガから渡ってきた先住民が暮らしていたとされる、高さ約30m、奥行き約50mの洞窟。中心に大きな鍾乳石が見られ、洞窟内はひんやりしています。太平洋戦争中は旧日本軍の野戦病院として利用されていたんだそう。
洞窟の上は“ソンソンビレッジ クロス・ポイント”と呼ばれる十字架が立つクロスポイントで、ソンソン村からウェディングケーキマウンテンまでが一望できる展望台です。ロタ島の中心地、ソンソン村からすぐの場所。
▲「洞窟の中はひんやり。暑い中、階段を登ってたどり着いたので心地良かったです」
SPOT.2
真っ白なビーチが美しい「Teteto Beach/テテト・ビーチ」
ロタ空港とソンソン村のちょうど中間くらいにあるビーチで、白砂の美しさはロタ島随一とも言われるテテトビーチ。遠浅で波も穏やかなので子供連れも安心して海水浴が楽しめます。
テテトビーチは、ダイブ&トラベル大賞 2018ベストビーチ部門1位に選ばれるほどの美しさ。世界中の海を潜るダイバーたちが選んだベストビーチは必見です。ビーチにはライフガードはいないので、泳ぐときは沖に行かないようご注意を。
▲「真っ白な砂浜が長く続く美しいビーチでした。サイパンはどこも海がキレイですが、ここは格別」
SPOT.3
真水が湧き出ていてまるでプール!「Swimming Hole/スイミング・ホール」
海沿いにある自然の岩礁穴で、真水が湧き出し、海水と混ざり合って天然プールのようになっています。潮の干満によって取り残された小魚や、磯にいる大きなカニやヤドカリなど海の可愛い生物を見つけられて楽しい。真水なので海水よりやや水温が低く、ベタベタしないので泳ぐのも快適。
底だけが周りのゴツゴツした珊瑚とは違う白い砂になっているので、キッズのシュノーケリングにもおすすめです。透明度が高くフィッシュウォッチングを楽しむシュノーケリングに適していますが、海が荒れている時は要注意。水中に外洋に繋がる穴があるので引き込まれることも。ツアーガイドやホテルのスタッフにスイミングホールで泳いでも大丈夫か確認してみて。
11月~4月頃は貿易風の影響で波が高くなりやすいため、特に注意を。島の北側に位置します。
▲「手を入れてみたら真水がひんやりとしていて、サンダルを脱いて歩いてみました。土日はローカルで混雑するとか」
SPOT.4
飛ぶ鳥を見下ろすことができる「Bird Sanctuary/バード・サンクチュアリ」
空を飛んでいる鳥を見下ろしたことはありますか? ここバード・サンクチュアリは、そんなことが叶う場所。
ロタ島の北東部にあるフーニャ岬の崖下一帯の熱帯ジャングルには、アカアシカツオドリのほか、シロアジサシ、オオグンカンドリなど約40種の野鳥が飛び交っています。崖の上に造られた展望ルートから見下ろせば、自由に飛び回る鳥たちの優雅な姿が。新しいアプローチでバードウォッチングが楽しめます。
ウミドリの巣を真上から見下ろすこともできる珍しいロケーションでもあります。
▲「展望ルートはアップダウンもあるので良いエクササイズにもw。鳥達が羽ばたく姿を見下ろす経験は初めて」
▲「可愛いバードをショット中!」
ロタ島でお腹が空いたら… 大人気のピザレストランへGO!
マリンスポーツはお腹が空きます! ロタ島でダイビングやシュノーケルに疲れたら、人気のレストラン「Pizzaria Bar & Grill Rota Island」でランチを堪能。ピッツァ以外のメニューもどれも絶品。ランチでもディナーでもオススメです。
▲「泳いでお腹が空いていたので、ボリュームランチがちょっど良かったです。ピッツァ以外には中華っぽい炒め物なども美味でしたよ」
Pizzaria Bar & Grill Rota Island/ピッツェリア・バー&グリル・ロタ・アイランド
Songsong Village Rota, MP
TEL:1-670-532-7402
営業時間:10:30~22:00 不定休
公式サイトはこちら
今回はロタ島の魅力についてたっぷりご紹介しました。次回最終回ではサイパンの人気ホテルについてレポートします!
マリアナ政府観光局は、2023年9月1日(金)より、航空券やホテル宿泊券が毎月当たる豪華プレゼントと、マリアナで気軽に使える割引&特典、さらにユナイテッド航空サイパン往復航空券利用者を対象に20ドルクーポンプレゼントや空くじなしの1000ドル他が当たる抽選会など、たくさんのお得がセットになった「マリアナケーション旅得(たびとく)キャンペーン」を実施しています。
協力/マリアナ政府観光局、ユナイテッド航空
撮影/矢内大介 取材・文/阿部有希
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