春、髪を切ってアップデート！ オッジェンヌ・志村美咲さんが20cmカットで久しぶりのイメチェン♡

髪こそ、今っぽさを演出する仕上げポイント

Oggi5月号では、春ファッションの仕上げにはヘアの更新が欠かせない！ ということで、ヘアのアップデートを提案しています。カットしたり、スタイリングで今っぽさを出したり、まとめ髪をしたり… と、トレンド感を演出するいろいろな方法をご紹介していますが、そんな中から今回は、ばっさり髪切るのは5年以上ぶり！ というオッジェンヌ・志村美咲さんが、“ヘアカット”にチャレンジ。その様子をお届けします。

伸ばし続けて5年超え… カット前は胸下のスーパーロング

「長い間、スポーツをしてきたこともあって短いヘアスタイルが私の定番だったんです。だから、THE・ロングヘア！ というスタイルへの憧れが強くて… そんな気持ちから、今のロングにたどり着きました。お手入れを続けてきて、頑張って伸ばしてきたからこそカットしてしまうのももったいなく、また、自分らしいなと思う気持ちもあったのですが…。この春、転職を機に気分も新たにしたい！ と思うようになって… ヘアカットを決意しました！」（志村さん）

オッジェンヌの中でも、ひときわきれいなロングヘアがトレードマークだった志村さん。前髪なしのワンレングスで、雰囲気たっぷりでしたが、今回髪を切ることを決めました。

今回カットをお願いしたのは… Oggi5月号でも、カット企画をお願いした「S.HAIRSALON」から、店長の宮澤さんに手がけていただきました。

▲S.HAIRSALON 店長／トップスタイリスト 宮澤卓也さん
スタイリスト歴14年。ナチュラルなスタイルが得意で、ファッションと一体となるスタイルの落とし込みにも定評がある。

この春のヘアトレンドは“軽やかなレイヤースタイル”

宮澤さんに、志村さんのカットをする前に、この春のヘアトレンドについても伺いました。「最近は、トレンドがすごく細分化しているのですが、やはりひとつの大きな流行りは”レイヤースタイル”。特に顔周りに入れるレイヤーは、かんたんに動きや立体感が出るので、どんなタイプの方にもおすすめできます。薄めの前髪や外ハネなども引き続き人気で、春らしい軽やかさが求められていると思いますね」（宮澤さん）

トレンドを伺ったところで、早速志村さんのカウンセリングに入ります。

まずは現状のスタイルの確認と、志村さんの希望などをヒアリングしていきます。重めのスタイルにこだわりがあり、またバッサリ切るのはちょっと怖いという志村さんの意見から、まずは15cmほどカットしてみることに。

5年分のロングヘア、最初の1カットは自分で…

頑張って伸ばしたというだけあって、「カットするのに勇気がいる！」と話していた志村さん。最初の1カットは、自分でハサミを入れてみることに。「ハサミがキレが良くてあっという間に切れちゃった！」とびっくり。

その後、宮澤さんの手によって、あっという間に毛先のカットが進みます。

続いて、ずっと伸ばしてきてワンレンになっていた前髪もちょっぴりカット。

全体のスタイルが見えてきたら、レイヤーを入れて量感を調整していきます。“重め”のシルエットにこだわっている志村さんの希望もあり、あくまで内側から量をコントロール。

「耳の後ろに毛が溜まりやすい傾向にあるので、このあたりの毛の量を調整するのがポイントです。スタイルとしてはスカスカにならないように、表面には短い毛が出てこないように仕上げていきます」（宮澤さん）

そして春らしさを演出する顔周りのレイヤーをメイク。ほんの少し動きが出るように、サイドからバックスタイルにつながるようなラインを作っていきます。

結ぶことが多いという志村さんのお話を聞いて、宮澤さんから提案されたのが”もみあげを短めにカット”すること。普段おろしているときは隠れてなじむのに、結ぶとちらりと見えてうぶ毛のようなかわいさがお目見え！これは、今チャレンジする人が多いポイントで、簡単にトライできるのでおすすめだそう。

いよいよ仕上がり！

今までの雰囲気はキープしながらも、絶妙な量感のコントロールと、顔周りのレイヤーでグンと今っぽく、春らしい雰囲気に！ スタイリングも、太めのアイロンで外巻きに巻くだけでOKなので、難しいテクニックなく再現できます。

サイドから見ても、レイヤーの立体感が際立ちます。

BeforeとAfterを並べるとこの通り！ どちらも女性らしいエレガントなロングですが、よりカット後は軽やかで動きのあるスタイルに進化しました。

本格的な春は目前。ヘアスタイルに悩んでいる方も、Oggi5月号を読んで、自分にあった方法でヘアスタイルをアップデートしてみてくださいね！

撮影／中川達也

Tweet