オッジェンヌ 志村美咲さんが【ゆったりニットトップス】にチャレンジ
「プリーツスカートにトップスをあわせるとき、シルエットがだぼっとしない着こなし方を教えて!」
▲オッジェンヌ 志村美咲さん(25歳・食料品メーカー勤務)
福島県出身。留学やバックパック、ワークアウェイで海外を回る中で世界中の〝食卓〟に関心を抱くように。その経験から日本の調味料を海外へ広めたいと思い、食料品メーカーへ入社。今まで訪れた国の中でも特に印象深かった国は、インドネシア!
「私にとってプリーツスカートは、きれいめなコーディネートをするときのマストアイテム。着こなし方の定番は、トップスのタックインなのですが、腰が張って見えてしまうことに悩んでいます。今どきのタックアウトしたトップスの合わせにも挑戦したいけれど、だぼっとしたルーズな印象にならないかが不安。大人の女性らしく品よくきれいに着こなす方法や、アイテム選びのコツを教えてください!」(志村美咲さん)
BEFORE|志村さんのいつものスタイル
グレージュのプリーツスカート×白トップスを合わせた淡色グラデコーデ
▲服、小物すべて本人私物
AFTER|スタイリスト 兵藤千尋さんのアドバイス!
「腰を覆うくらいの着丈のトップス」をタックアウトすれば、きれいめ感も今っぽさも手に入る!
ニット¥17,000(ジャスグリッティー) スカート¥35,000(ツル バイ マリコ オイカワ) バッグ¥40,000(ヴァジックジャパン〈ヴァジック〉) 靴¥30,000(ダイアナ 銀座本店〈ダイアナ〉) 手に持ったストール¥42,000(アイネックス〈アソース メレ〉) 時計¥18,900(HIROB ルミネ新宿店〈クルース〉) イヤリング¥14,000(ジュエッテ)
「トップスをタックアウトした装いを成功させるには、トップスは腰がぎりぎり隠れるくらいの着丈がベスト。ロング丈のスカートとのバランスもとりやすく、きれいめな印象に着地できます。
左右にスリットが入っているものを選ぶと、スタイルアップ効果も。さらに、トップスとボトムスとの〝色のコントラスト〟を味方につけるのが、メリハリのある着こなしに導くコツ。鮮やかな色のニットで視線を上に集め、白のアコーディオンプリーツで軽やかさをプラスして。トレンド感もおさえつつ、すっきりとした印象の着こなしに仕上がります」(スタイリスト 兵藤千尋さん)
志村さんの感想は…
「鮮やかなブルーのニットを着てみたら、顔の印象が明るく見えてびっくり! 今まで暖色のアイテムを選びがちだったのですが、私にはクールな色味のほうが相性いいんですね。タックアウトした着こなしも、色の濃淡をつければだぼっとした印象にならずに新鮮でした」
志村美咲さんにインタビュー
Q1|仕事内容を教えて!
食品メーカーで家庭用商品の国内営業を担当しています
「まだまだ新人の入社2年目。現在は、6社の取引先を担当しています。季節やトレンドなどを意識しながら、売り場のレイアウトを試行錯誤。どうすればよりお客様に商品が届くのか、日々考えています」
Q2|スタイル維持の方法は?
ひたすら〝宅トレ〟!
「リモートワークが導入されてから、家でトレーニングしています。写真はピラティスに通っていたときのものですが、その経験を活かして自宅でも続けています。姿勢や呼吸法の改善につながり、心も体もリフレッシュできるので、運動が苦手の方にもおすすめです」
Q3|休日の過ごし方は?
羽田空港を訪れて飛行機の知識を深めています
「飛行機が大好き。ときおり、空港内のカフェで世界中の航空交通状況を見られるアプリ『Flightrader』をチェック。パイロットや管制官の気持ちを想像して気分を上げます。夜は、滑走路の光に包まれた展望デッキで、飛行機を眺めていることも。心を落ち着かせたいときに訪れることが多いです」
Q4|リモートワーク中はどんな服装?
再訪したい国は?〝第2の家族〟がいるベルギー
「友人の紹介で会ったホストファミリーにもう一度会いたい! まるで私も家族の一員のように接してもらいました。約5年の付き合いで、今でも交流が続いています。また家族で美味しいムール貝とチョコレートを食べたいです」
Q5|最近買ったファッションアイテムは?
「ETRE TOKYO」のコート
「1枚でサマになるヘリンボーン柄のオーバーサイズコートに一目惚れ。ハリのある素材なので、すとんと下に落ちるシルエットがかっこいいんです。袖口のベルトを締めればパフスリーブ風になるので、女性らしい着こなしにも◎」
●この特集で使用した商品の価格はすべて、本体(税抜)価格です。
2021年Oggi3月号「月刊オッジェンヌ」より
撮影/谷口 巧(Pygmy Company) スタイリスト/兵藤千尋 ヘア&メイク/室橋佑紀(ROI) 撮影協力/Ginza Sony Park 構成/篠﨑 舞
再構成/Oggi.jp編集部