京都の老舗製茶問屋「山政小山園」と一流シェフたちが贈る、究極の抹茶体験プロジェクト「ALL FOR ONE」をレポート!
江戸初期より自園を持ち栽培から製造まで一貫した茶づくりを続ける京都府宇治市の製茶問屋「山政小山園」は、2020年12月8日(火)より、「抹茶の、再発見。」をテーマに究極の抹茶体験を提供するプロジェクト「ALL FOR ONE」を始動。
“究極の抹茶体験 第一弾”として数量限定で販売開始されたオリジナルの抹茶スイーツと使用される抹茶等のセットについて紹介します。
「ALL FOR ONE」とは?
国内外で人気となっている抹茶スイーツですが、抹茶の原料である茶葉を「碾茶(てんちゃ)」というのをご存知でしょうか?
日本での「碾茶(てんちゃ)」の生産量は3400トンを超えますが、優れた茶生産農家が日本一の味わいを競う「茶品評会」に出品されるのは1トンで、国内の抹茶原料葉生産量のわずか0.03%なんです!
「山政小山園」では、この「茶品評会」に出品された今年の最高品質の茶葉を落札し、希少な品評会抹茶を使用し「抹茶の、再発見。」をテーマに究極の抹茶体験を提供するプロジェクト「ALL FOR ONE」を始動させました。
“究極の抹茶体験 第1弾”
この“究極の抹茶体験 第1弾”として、宇治市出身である『Toshi Yoroizukaオーナーシェフの鎧塚俊彦氏』と、『ヒルトン東京エグゼクティブ・ペストリーシェフの播田修氏』が、このスペシャルな抹茶を使い開発したオリジナルの抹茶スイーツと、使用された抹茶や茶筅などのセット販売が、応援と購入ができる新しいクラウドファンディングサービス「Makuake」にて開始しました。
「ALL FOR ONE」注目の抹茶スイーツはこちら
〜 至高の抹茶テリーヌ 〜
鎧塚シェフによる「至高の抹茶テリーヌ」は、希少で繊細な抹茶の味わいを最大限に活かすべく、使う材料の種類を削り“引き算の美学”で製作。
濃厚な味わいとシルクのようななめらかな舌触りで、口の中でスーっと消えてなくなり、香りの余韻も楽しめる一品です。抹茶と合わせている和栗ペーストとのマリアージュも素晴らしい!
また光に弱い抹茶なので、銀の遮光袋に入れ、鮮度にもこだわった状態で配送されるので、色合いの美しさにも注目してみてください。
〜 thé thé(テテ)〜
続いて播田シェフの「thé thé(テテ)」は、洋菓子の技術“足し算の手法”で様々な食材を使い、味に濃淡をつけながら製作。
上空から見た茶畑の様子をイメージしたという、味の変化を付けた抹茶生クリームの濃淡の色合いが印象的な一品です。
ムース、ガナッシュ、ライスパフとフィヤンティーヌ、ビスキュイ生地など、いろいろな食感が重なる抹茶の味わいに、ゲランドの塩がアクセントになり、奥行きのある深い味わいが楽しめます。
1本に23gもの抹茶を贅沢に使用しているそうですが、一般的な製菓用抹茶を使った場合では苦みやエグみが出てしまうところ、上質な抹茶ならではの旨みや甘味が感じられる、ふくよかな味わいにもぜひ注目してみてください。
抹茶セットは組み合わせ色々
希少な品評会抹茶を使用して開発したオリジナルの抹茶スイーツと使用される抹茶等のセットは、スイーツ、抹茶、茶筌、エプロンなどが色々な組み合わせで用意されています。
いつもとは違う極上な抹茶スイーツを楽しみたい方や、大切な方への贈り物としてもオススメです。予定数量に到達し次第、販売終了予定となります。ぜひお早めにチェックしてみてくださいね。
「ALL FOR ONE」セット詳細・購入は▶︎こちら
プロジェクトの詳細は公式サイトから▶︎ALL FOR ONE
チョコレートアドバイザー 西村裕子
学生時代からアルバイトで稼いだお金で、海外ブランドの菓子類につぎ込むなど、ショコラ愛好歴は20年以上。2011年よりチョコレートに関する情報ブログを運営。
2014年、チョコレート鑑定家クロエ・ドゥートレ・ルーセル氏が講師をつとめた、日本コネスール デュ ショコラ協会認定のシニアアドバイザー(チョコレートアドバイザー)の資格を取得。