困難を乗り越えた先に希望の光を当てる特別講演
フェンディは、2020年6月20日(イタリア時間、日本では6月21日)、ローマにある世界最古の音楽大学のひとつ、サンタ・チェチーリア国立アカデミアと共に「フェンディ ルネサンス – アニマ・ムンディ」と題したストリーミングイベントを開催、配信をスタートしました。
舞台は、フェンディが本拠を置くローマの美しき「イタリア文明宮」。イタリアを代表するオーケストラのひとつサンタ・チェチーリア国立管弦楽団とバイオリニストのアン・ティフが、アントニオ・ヴィヴァルディ作曲の「四季」から「夏」を演奏。その際にアンナ・ティフが、3着のフェンディクチュールコレクションをまとって登場します。
演奏会というアイデアは、新型コロナウィルスのパンデミックを経験したあと、「アート、ファッション、そして音楽を通じた再生」というポジティブなメッセージをコミュニティに届けたいという強い想いから生まれました。至高の響きを特色とするこの協奏曲は、「夏」の調べを具現化するフェンディのクチュールによって初めてイコノグラフィー的な図像表現も伴う形で披露されます。
タイトルの「アニマ・ムンディ」とは、すべての形ある生命体をひとつにする原理を表し、生物はそれぞれに有の性質によってお互いを区別しているが、共通する宇宙霊魂下でひとつに結びついているといるという考えをコンセプトに行われる今回の演奏は、初めは個別に演奏してい演奏家たちが、やがてオーケトラという特別な要素によってひとつにまとまります。それは、バイオリニストのアンナ・ティフとオーケストラの面々が、「空間と時間移動する」演奏となるのです。
ここ数週間の出来事によって私たちに課されることとなったソーシャルディスタンスを保ちながら、音楽家たちは夜明けに「イタリア文明宮」の階段から始まり、建物のアイコニックなアーチをくぐり、最後は日暮れとともに「イタリア文明宮」屋上に再集結、「夏」の最終楽章を奏でます。
再出発、再会、再結集という私たち共通の願い象徴するべく、夏至の日に行われるこのコンサートで、彼らは再び共に音楽を奏で、音楽と夏のぬくもりを共に称えます。
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フェンディ公式サイト
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サンタ・チェチーリア国立アカデミア 公式サイト
サンタ・チェチーリア国立アカデミア 公式SNSチャンネル@accademiadisantacecilia