占い師とお客さんは共同作業で占いを? 当たる占い師の見つけ方って?
私自身、恋愛にものすごく悩んでいた時期、たくさんの占い師の元を訪ね歩いていました。そりゃもうお金も時間もたーっぷり使いました。ブランド物のバッグを買うお金があるなら占いに行く、そんな時期もありました。
そしてそんな経験の中で見つかった答え。
「あれ? ひょっとして占いって占う側だけじゃなく占われる側にも能力が必要なんじゃ?」
そうなんです。いくら知り合いから「この人は当たるよ」とおすすめされても、人気の有名占い師のところへ行っても当たらないことがよくあったんです。
もちろんその占い師の方はきっちり勉強されたとても素晴らしい占い師さん。実際に自分の知り合いは絶賛していたのですから、当たる人は当たっています。
でも自分は当たらない。これはどういうことなんだろうって考えました。
一方、有名ではない占い師の方で、全てを見透かされたように、私の心を読みまくる占い師さんもいました。なんでこんなことまでわかっちゃうの? と、何度驚かされたことか。
そして自身が占いの勉強をし、こうしてさまざまな人を鑑定するようになって、「ああなるほど、当たる占いの仕組みとはこういうことか」とわかったんです。
それを今日はみなさまに2つお伝えできればと思います。
◆1:本当に悩んでいる時、解決したい・知りたいと思う気持ちが大きければ大きいほど当たる
なんとなく運試し的な感覚で占いに行くと、まぁ当たりません。
「好きな人できるかなぁ」という質問より、「昨日彼と喧嘩してしまって別れを告げられた! どうしよう!」、後者の質問の方が断然占いの精度が上がります。
私も鑑定する立場になり、ご相談者様からの悩みの大きさや深刻度、真剣度、緊急度が大きければ大きいほど、グッとその人の中に入っていけるのがわかりました。
ですのでみなさんも「本気で悩んでいる」ときこそ、占いを活用してみてください。
◆2:「この人好きだ」「この人の思考回路は共感できる」と直感的に感じた占い師は当たる
自分が当たると思う占い師さんのブログや自己紹介文などを読むと、その発言に共感することが多く、この人の考え方は似ているなあって思うことがほとんどでした。またその反対に、当たらなかった占い師さんのブログや自己紹介文には何かしらの違和感が必ずあったのです。
占いというのは大げさにいうと共同作業のようなもの。占われる側が発進したものを占い師が受け取る、このやりとりには「共鳴力」のようなものが必要で、その共鳴力には相性がどうやらあることがわかりました。
ですのでみなさんも占い師を選ぶときには、その占い師の自己紹介文や日記をよく読み、共鳴力が高そうな方をぜひとも選ぶと失敗が少なくなると思いますよ。
あなたのお悩みを解決したり、ポジティブなパワーを与えてくれたりする「当たる」占い師さんに出会えますことをお祈りいたします。
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吉田奈美
女性誌を中心に、タレントインタビュー、恋愛企画、読み物企画、旅企画、料理企画などを担当。著書に『恋愛saiban傍聴記』(主婦の友社)も話題に。
また「龍ちなみ」名義で占いアプリ『Stella(ステラ)』や対面鑑定にて占いインタビュアー、占いセラピストとしても活動中。ツイッターはこちら。