カレーと読書は相性抜群！都内で【読書のできるカレー店】特集

読書の秋！ということで、読書のできるカレーのお店を特集します。11年間1日たりとも欠かさずにカレーを食べ続けているカレーおじさん＼(^o^)／こと、縫田曉言さんがご案内します。

カレーおじさん

1 カレーを食べると集中力が上がるという説も!? カレーと読書相性抜群！
2 蔵書の幅広さと数が圧巻！「神保町眞踏珈琲店」
3 古いビルのカレーカフェ「神保町ヒナタヤ」
4 レトロ喫茶店のハンバーグカレー「明大前ぐずぐず」
5 アフリカ料理を元にしたチキンカレー「上板橋喫茶さかもと」
6 昔ながらの喫茶店のドライカレー「牛込神楽坂キイトス茶房」
7 カオスな古民家古本カフェバー「高円寺コクテイル書房」
8 センスの良さを随所に感じる素敵なお店「西小山小さかった女」

カレーを食べると集中力が上がるという説も!? カレーと読書相性抜群！

読書の秋です。
ゆっくりと腰を落ち着けて本を読むのに良い季節。カフェはもちろん、カレー店でも読書ができるお店が多いのは意外と知られていないことかもしれません。

カレーは読書に合う料理。スプーンひとつ片手で食べられますし、そもそも古くからカレーの街として知られている神保町は古書の街でもあり、出版社の多い街でもあります。仕事の打ち合わせでカレーを食べながらコーヒー飲みつつ語り合うのに最適だったからカレーのお店が増えたという説もあるほど。

もちろん近隣大学生の憩いの場であり、学びの場という側面もあるでしょう。僕も大学時代を神保町で過ごしたので、本を読みながらカレーを食べたことも多々ありました。カレーと読書は意外と近い存在だったりするんです。今回は読書のできるカレーのお店特集とまいりましょう。

蔵書の幅広さと数が圧巻！「神保町眞踏珈琲店」

神保町においては比較的新しいお店なのですが、本の数がかなりの量。一階はカウンターメインなのですが、二階にあがると本棚に囲まれた状態になります。ブックカフェとも言えますし、小さな図書館と言っても差し支えないくらい。

眞踏珈琲店

カレーは家庭的な欧風カレーといった感じのカレーライスで、大き目カットの人参とチーズが印象的。程良い辛さでカレー好きも納得の美味しさです。珈琲やチーズケーキも美味しく、ゆっくりと腰を落ち着けて本を読める素敵な空間です。トイレの入り口も面白いので探してみてください。

＜カレーおじさん＼(^o^)／的評価＞
味：★★★
雰囲気：★★★★★
コスパ：★★★
蔵書数：★★★★★

古いビルのカレーカフェ「神保町ヒナタヤ」

まずこちらのビル、エレベーターが年代物！レトロにも程がある手で閉めるタイプのエレベーターなのですが、現役で使えるんです。階段はかなり急なのでエレベーターで行くのがおすすめ。店内に入れば明るくて落ち着いていて、時が止まったように感じられる素敵な雰囲気です。

カレーに対してのこだわりもしっかりしていて、どのカレーを食べても美味しいです。本も置いてありますが、数が多いわけではないので、自分で本を持ち込んでゆっくり読みたいお店です。

＜カレーおじさん＼(^o^)／的評価＞
味：★★★★
雰囲気：★★★★★
コスパ：★★★★
リラックス度：★★★★★

レトロ喫茶店のハンバーグカレー「明大前ぐずぐず」

ハンバーグとカレーが売りのレトロなお店です。蔵書は漫画を中心に色々と。かなりの数が積み上げられており、中には年代物で貴重な漫画も多々あってマニアにはたまりません。

ぐずぐず

カレーは基本的に辛口。激辛一歩手前のかなりの辛さと、独特の酸味と苦味が渾然一体となっていて好き嫌いはハッキリわかれる味ですが、気に入ったらここにしかない美味しさなので通わざるを得ません。僕も学生時代から思い出すと来てしまうお店。ふわふわ食感のハンバーグも美味しいですよ。

＜カレーおじさん＼(^o^)／的評価＞
味：★★★★
雰囲気：★★★★
コスパ：★★★★
マニアック度：★★★★★

アフリカ料理を元にしたチキンカレー「上板橋喫茶さかもと」

上板橋駅北口にある喫茶店です。大きな本棚がいくつかあり、そこに置いてある本のラインナップが実に面白いんです。セルジュ・ゲンズブールから水木しげる、純文学から特撮関係の本まで多種多様。

フードメニューはカレーだけでも3種類。中でもマフェというアフリカ料理をアレンジしたピーナッツ風味のチキンカレーは誰にでも食べやすい美味しさです。綺麗な店内で接客も過不足無く、お値段もお手頃価格で全面的にバランスの良いお店です。

＜カレーおじさん＼(^o^)／的評価＞
味：★★★
雰囲気：★★★★★
コスパ：★★★★★
バランス感：★★★★★

昔ながらの喫茶店のドライカレー「牛込神楽坂キイトス茶房」

カフェ、喫茶店の多いエリアである神楽坂。こちらは牛込神楽坂駅の近くにあるお店です。本の数もなかなかのもので、渋いラインナップなんです。

こちらのイチオシメニューである神楽坂カレーは、挽肉と野菜で作った昔ながらのドライカレー。喫茶店のドライカレーって家で作れそうな味でありながら喫茶店という空間で食べると家で食べるより美味しくなる気がして好きなんですが、こちらもまさにそんな感じ。集中して勉強できる席もあれば談笑できる席もあり、使い勝手の良いお店です。

＜カレーおじさん＼(^o^)／的評価＞
味：★★★
雰囲気：★★★★
コスパ：★★★★
使い勝手の良さ：★★★★★

カオスな古民家古本カフェバー「高円寺コクテイル書房」

元々は古本屋だったという歴史を感じる建物。この店内を一部改装して古本屋のままバー営業もするようになり、さらにはカフェ営業も開始。そのフードメニューのメインに日替わりのカレーがあるという実にカオスなお店です。一言であらわすなら「古民家古本カフェバー」といったところ。カレーは和の要素を感じる家庭的なスパイスカレー。ヘルシーな美味しさです。置いてある本は全て売り物とのことなので、少し読んで気に入ったら買っていくのも良いですね。高円寺らしいお店です。