Oggi.jp

おしゃれもキャリアも。働く女性のWebメディア

facebook twitter instagram line search

フリーワードで検索

人気のキーワード

  1. トップ
  2. スペシャルトーク【吉沢 亮 × 柚香 光 × 礼 真琴】それぞれのステージで輝くということ -私たちの仕事論-

2020.01.28

スペシャルトーク【吉沢 亮 × 柚香 光 × 礼 真琴】それぞれのステージで輝くということ -私たちの仕事論-

PR/宝塚歌劇

PR

チームでひとつの作品を創り上げることとはー。俳優とタカラジェンヌ。活躍の場は違えど、〝演じる〟という仕事をしている今、注目の3人がOggi読者に向けた、仕事への想い、向き合い方を語ってくれました。

俳優 吉沢 亮

宝塚歌劇団星組トップスター 礼 真琴(れい まこと)

宝塚歌劇団花組トップスター 柚香 光(ゆずか れい)

100年を超える歴史を誇る宝塚歌劇団。昨年10月、星組トップスターに就任した礼 真琴さん。同じく11月に、花組トップスターに就任した柚香 光さん。そして、映画やドラマ、舞台と幅広いフィールドで確実な実績を残している注目度No.1の俳優、吉沢 亮さん。「演じる」仕事に邁進している今、注目の3人が今回、初めて顔を合わせました。

礼さん 吉沢さんは昨年がデビュー10周年なんですよね。おめでとうございます!

吉沢さん ありがとうございます! おふたりは、何年舞台に立っているんですか?

礼さん 私たちは同期で、今、11年目です。宝塚には「男役10年」という言葉があるんです。女性である私たちが10年間研究し続けてやっと男役の形になるという意味なのですが、その入り口に立てたかなという状況です。

吉沢さん 先日初めて宝塚歌劇の舞台を観劇させていただき、女性という枠を超えて男性の役として生きる人がそこにいることに、味わったことのない感覚を覚えました。

礼さん ありがとうございます。舞台を創るときは基本的に時間の流れが頭からひとつなので、役の気持ちをずっとつなげることができますが、映像の場合は後ろのシーンから撮影することもありますよね。

柚香さん 吉沢さんは、役づくりの方法、役の深め方などは、舞台とドラマで明確に区別されているんですか?

吉沢さん 舞台は稽古期間が長いぶん、役の深いところまで掘り下げられますが、ドラマだとラストまで台本ができていない中で撮影が始まるので、自分なりに役づくりしていったことが、次の台本を見てみたら「あれっ、今までとイメージが全然違う!」ということが結構あるんですよ(笑)。なのでドラマは本当に芝居が上手で臨機応変にできないと、難しいというか…。だから僕は映画がいちばん好きなんです。

礼さん 映画はどんな感じなんですか?

吉沢さん 映画は、台本が最後までできていて、クランクインするまでに役について整える期間がありつつも、いきなり瞬発力を求められるシーンもあって面白いです。舞台は長く稽古をやるうちに、自分の中で芝居が固まってきちゃうこともあるのが課題です…。おふたりはどのくらい稽古されるんですか?

礼さん 短いと1か月弱、長い場合は1か月半くらいです。舞台の端で演じているメンバーでも例えば「自分はどう生まれて、家族構成はこうで、名前は○○で…」などと深く掘り下げて、ひとつの場面を創るという作業をしていくんです。柚香は花組、私は星組に所属し、それぞれ基本的にはずっと同じメンバー。個々の性格までわかったうえでやるカンパニーなんです。

吉沢さん それは相当な団結力ですよね。

柚香さん ずっと一緒にやっている仲間ですが、年齢も出身地も違う。例えば宝塚が好きで入ってきてもその好きの種類は人それぞれで。いろいろな価値観の女性が80人程いて、お互いのことをよく知るがゆえに遠慮がなくなることも。でも、性格が合う合わないだけでなく、いかにお互いを尊重し合えるか、どんなときでも自分がいる意味があると思えるような関係や環境をつくれるか。それがいい舞台を目指すうえでは不可欠だと思います。

礼さん そうだね。あと、舞台には多くの人が携わり、私たちが気持ちよく舞台に立てるように手助けしてくださる。私たちは宝塚の生徒であるため、常に感謝の気持ちを忘れないよう心がけているので、その想いを胸に、周りの方と信頼し合って舞台を創ることを大切にしています。

“舞台に携わる人々に感謝を。お互いに信頼できる関係でありたい”

吉沢さん 映像の現場でも同じです。役者は誰かいないと絶対に形にならないから。共演者との呼吸の合わせ方、監督は何を求めているのか、カメラマンはどんなアングルが欲しいのか。自分はプロフェッショナルが集まるところの俳優部の一員で、チームのひとりであるという意識はありますね。

吉沢さん もともと僕はすごく希望してこの世界に入ったわけではなく、軽い気持ちで続けてきたんです。20歳を過ぎた頃に周りの友達が就活を始めたとき、ふと「そういえば俺は15歳から役者をしているのか」と仕事であるという認識が芽生えたんです。「これを辞めたら何も残ってないな、ならこれで生きていくしかない」と覚悟を決めました。

“役者はプロ集団の中の俳優部。ひとりでは形にならないんです”

柚香さん 私たちは宝塚の生徒なので芸事を追求し続けていく立場なのですが、お客さまからお代金とお時間をいただいて舞台を届けるという、プロとしての側面もあります。謙虚な気持ちで学ぶと同時に仕事として、自分のやるべきことに向かっていこうとより強く意識するようになりました。

“生徒として謙虚に、仕事と自覚して完成度の高い舞台を”

礼さん 私は「舞台に立つのがうれしい!」という気持ちで続けてきて、意識が変わったのが約7年前の『ロミオとジュリエット』という作品。演出家の先生に徹底的にご指導いただき、貝になって(笑)、何もかも投げ出したかったのですが、家族以上に一緒にいる星組の仲間が見捨てず引っ張り上げてくれて。仲間とともに、「男役」として舞台に生きることはこんなにも素晴らしいことなんだと視界が開けました。

柚香さん 本格的に行き詰まったときは自分で向き合わないと解決しませんが、日々の気持ちはどうやって切り替えていますか?

礼さん 私はあまり役を引きずらないので、パッと集中してワッと戻ることが多いです。お稽古期間が長いので、なるべく仕事を家に持ち帰らないようにしていて。芸名の私が演じている役も、芸名の自分も脱ぎ捨てて、本名の自分に戻る時間が必要なんですよね。吉沢さんは?

吉沢さん イライラしているときは誰かを呼んで一緒に飲んで、グチを聞いてもらいます(笑)。デトックスですね(笑)。

柚香さん ネガティブな感情を捨てるんですね。私は断捨離と掃除。旅行も好き。大自然の中だと、とてもフラットな気分になれるんです。

礼さん Oggi読者の多くは仕事をされている方だと思うので、日々の生活で行き詰まったら宝塚を観に来ていただいて、夢と希望を受け取っていただきたいです。

柚香さん いろいろな思いを抱えながら必死で働いているときは、自分を大事にすることを見失っている場合が多いので、たまには肩の力を抜いて宝塚の世界に触れていただければ新しい感覚が芽生えるかもしれませんよ!! 私が本名の自分に戻るときは、自分を大切にしたいとき。戦っているときほど、そんな時間を意識してつくることが必要だと思います。

吉沢さん 自分をもって何かに向き合うというのは素晴らしいことで、でもそこから離れた楽しみがあると大きなパワーになりますよね。「よっしゃ、今日は宝塚を観に行くから仕事を頑張るぞ!」とか(笑)。

柚香さん (笑)。あ、誰かの笑顔を見るっていうのもいいですね、元気がもらえます!

吉沢 亮 Profile

1994年2月1日生まれ、東京都出身。2009年に芸能界デビュー。2011年『仮面ライダーフォーゼ』(テレビ朝日)で話題となり、その後、多数の作品に出演。映画『一度死んでみた』が2020年3月20日に、『さくら』が2020年初夏に公開予定。2021年にはNHK大河ドラマ『青天を衝け』の主演を務める。

シャツ¥30,000(Milok) その他/スタイリスト私物

礼 真琴 Profile

12月2日生まれ、東京都出身。2009年『Amourそれは…』で初舞台、その後星組に配属。2013年『ロミオとジュリエット』で新人公演初主演。昨年10月星組トップスターに就任し、2月に本拠地、宝塚大劇場でのお披露目公演をひかえる。

スーツ[セットで]¥56,000・スカーフタイ¥6,800(REATS TAILOR ZAZOUS) カットソー¥14,000(オンワード樫山〈ck カルバン・クライン〉) イヤカフ¥14,000(タトラス&ストラダ エスト青山店〈SAS〉) リング¥14,000(ココシュニック) 時計¥62,636(ボームカスタマーセンター〈ボーム〉) (左手)リング¥58,000(タトラス&ストラダ エスト青山店〈TOM WOOD〉)

柚香 光 Profile

3月5日生まれ、東京都出身。2009年『Amourそれは…』で初舞台、その後花組に配属。2014年『ラスト・タイクーン』で新人公演初主演。昨年11月花組トップスターに就任。宝塚大劇場でのお披露目公演は、3月に幕開き。

ジャケット¥46,000・ベスト¥25,000・シャツ¥21,000・パンツ¥25,000・タイ¥10,000(オンワード樫山〈JOSEPH HOMME〉) (左耳)イヤカフ¥25,000(タトラス&ストラダエスト青山店〈SAS〉) (右耳)イヤカフ¥21,000(ココシュニック) 靴¥53,000(ハルミ ショールーム〈アキラナカ〉)

Information

●礼さん主演の星組公演

幻想歌舞録『眩耀(げんよう)の谷~舞い降りた新星~』
作・演出・振付/謝 珠栄

紀元前の中国大陸を舞台に、理想に燃える青年に待ち受けていた運命を幻想的に描くオリジナル歴史ファンタジー。

Show Stars『Ray -星の光線-』
作・演出/中村 一徳

新トップコンビを中心にスタートを切る星組の、新たな時代への始まりとなる華麗なるシンギング&ダンシング・ショー。

宝塚大劇場:2月7日(金)~3月9日(月)
東京宝塚劇場:3月27日(金)~5月3日(日)

(c)宝塚歌劇団

●柚香さん主演の花組公演

ミュージカル浪漫『はいからさんが通る』
原作/大和 和紀「はいからさんが通る」(講談社KCDXデザート)(c)大和 和紀/講談社
脚本・演出/小柳 奈穂子

少女マンガの名作を舞台化。大正浪漫華やかなりし東京を舞台に、眉目秀麗で笑い上戸な陸軍少尉・伊集院忍と、はいからさんと呼ばれる快活な女学生・花村紅緒が繰り広げる波瀾万丈の恋物語。新生花組の魅力を盛り込んだフィナーレナンバーも加わり、華やかなステージに。

宝塚大劇場:3月13日(金)~4月20日(月)
東京宝塚劇場:5月8日(金)~6月14日(日)

(c)宝塚歌劇団

吉沢さん主演の映画が3月20日に公開

映画『一度死んでみた』
3月20日(金)より全国ロードショー
出演/広瀬すず 吉沢 亮 堤 真一
監督/浜崎慎治 脚本/澤本嘉光
©2020 松竹 フジテレビジョン

売れないデスメタルバンドのボーカルの女子大生・七瀬(広瀬)。薬を飲んで仮死状態になった父・計(堤)を火葬から救うために、存在感が無さすぎてゴーストと呼ばれる父の部下・松岡(吉沢)と立ち上がる。

提供/宝塚歌劇
公式サイト https://kageki.hankyu.co.jp/

●この特集で使用した商品の価格はすべて、本体(税抜)価格です。

撮影/大靏 円(昭和基地) スタイリスト/九(Yolken/吉沢さん分)、縄田絵里(礼さん、柚香さん分) ヘア&メイク/小林正憲(SHIMA/吉沢さん分)、小澤麻衣(mod’s hair/礼さん、柚香さん分) 本誌デザイン/hoop. 本誌構成/斉藤裕子


Today’s Access Ranking

ランキング

2020.02.29

編集部のおすすめ Recommended