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BEAUTY

2022.09.13

生理用ナプキンとサニタリーショーツの種類・選び方を解説!

生理用ナプキンやサニタリーショーツを選ぶ基準をご存じですか? 当記事は、今さら聞けないという方も必見! 生理用ナプキンやサニタリーショーツの種類や選び方をご紹介しています。憂鬱になりがちな生理期間中を快適に過ごせるヒントを見つけてみてくださいね。

生理用ナプキン(昼用)の種類

昼用のナプキンは使用時間が長いので、経血量に応じて使い分けると快適です。まずは、昼用の生理用ナプキンの種類を見ていきましょう。

軽い日用

軽い日用の昼用ナプキンは17~20cmのサイズが一般的。個人差はありますが、生理の始まり(1日目)と終わり(5~7日目)は経血量が少ないため、軽い日用のナプキンを使用するのがおすすめです。

普通の日用

普通の日用の昼用ナプキンは、通常20~23cmのサイズとなっています。

経血量は生理の2日目が一番多く、3日以降から徐々に減っていくのが一般的と言われています。普通の日用のナプキンは、経血量が多くも少なくもない3日目以降に使用するのがおすすめです。

多い日用

多い日用の昼用ナプキンは23~25cmのサイズが一般的です。

個人差はあるものの、生理2日目の経血量が一番多くなるという方が多いため、多い日用のナプキンは生理の2~3日目に使用するのがおすすめです。

生理用ナプキン(昼用)の選び方

生理用ナプキン(昼用)の選び方
(c)Shutterstock.com

ナイーブになりがちな生理期間中。自分に合うナプキンを選んで、少しでも快適に過ごしたいですよね。

ここでは昼用の生理用ナプキンの選び方のコツについて見ていきましょう。

モレにくさ

長時間ナプキンを交換できない日など、ナプキンのモレが気になるときには吸水体に吸水ポリマーを使用しているものがおすすめ。

吸水ポリマーがしっかり経血を吸収するのでナプキンの表面をサラサラに保ってくれるうえ、においも気になりにくいのが特徴です。

装着のしやすさ

トイレの時間が長くなりがちな生理中は、ナプキンの装着にかかる時間の軽減もポイントになります。

ナプキンに付いているシールが包装と一体型になっているものなら装着の時間を短くできます。また、ゴミも少なくて済みますね。

一日に数回使うものなので、手間が少ないものを選ぶと◎。

コストパフォーマンス

ナプキンの個数と価格はメーカーや商品によってさまざまですが、オーガニックコットン使用など、肌触りを重視したものは価格が高めの傾向があります。

生理期間中に使用するナプキンの枚数は20~25枚程度とされています。なるべくコストを抑えたいという方には、個数が多めのナプキンがおすすめです。

薄さ

ナプキンは、普通の厚さのスタンダードタイプと、それよりも薄いスリムタイプがあります。

スリムタイプは付けているときのゴワゴワ感が少なく、動きやすいのが特徴。かさばらないので持ち運びにも便利です。

ただし、スタンダードタイプよりも吸水量が少なめのものが多いので、長時間の使用にはあまり向いていません。こまめに取り換えられるときに使用するのがおすすめです。

予定に合わせて

その日の予定に合わせたナプキンを選びましょう。例えば、運動したり、立ったり座ったりといった動きが多い日には、羽つきタイプのものがおすすめです。羽をショーツに固定できるのでズレにくく、ヨレも気になりません。

モレが心配な場合は、羽つき+ギャザーつきのものにすればより安心です。

生理用ナプキン(夜用)の種類

寝ている間に使用する夜用の生理用ナプキン。長時間取り替えられないなど、モレが心配なときには昼間に使用するという方も多いかもしれません。

ここでは夜用の生理用ナプキンの種類についてご紹介していきます。

昼用との違い

睡眠時に使用する夜用ナプキンは、昼用ナプキンと比べて厚みがあるものが多く、ギャザーが付いていたり、フィット感を重視するなど、寝ている間のモレを防いで快適に眠れる工夫がしてあります。

昼用と夜用ではサイズと吸水量にも違いが。昼用ナプキンのサイズが約17~25cmなのに対して、夜用ナプキンのサイズは約26~40cmと大きなサイズ展開が見られます。

吸水量も昼用ナプキンが平均25mlなのに対し、夜用ナプキンは平均80ml。6~8時間分の経血を吸収してくれるので、昼用に比べて3倍ほどの吸水量があるのが特徴です。

多い日の夜用

経血量が多い日の夜には、26~29cmほどのサイズのものを使用するのが一般的です。寝返りをしたときにズレるのを防ぐため、ショーツに固定できる羽つきのものがおすすめ。

多い日の昼用として使うこともできます。

特に多い日の夜用

特に経血量が多い日には、おしりまでしっかり長さがある35~40cmほどのサイズを使用すると安心です。

それでも寝ている間のモレが心配なときには、ショーツとナプキンが一体型になったショーツタイプのナプキンがおすすめ。吸水量が多く、ズレにくいのでモレを気にせず睡眠することができます。

生理用ナプキン(夜用)の選び方

(c)Shutterstock.com

快適な眠りをサポートしてくれる夜用の生理用ナプキン。ここでは選び方のポイントについて見ていきましょう。

サイズを選ぶ基準

夜用の生理用ナプキンの選び方のひとつの基準として、ショーツのサイズに合わせて選ぶという方法があります。

ショーツのサイズがSサイズであれば33cm前後、Mサイズであれば35cm前後、Lサイズであれば40cm前後のサイズのナプキンを選ぶと良いでしょう。ナプキン選びの際の目安にしてみてくださいね。

また、おしりまで長さがあり、しっかりモレをカバーできるかどうかもポイントです。うつ伏せで寝ていることが多い方は、前からモレることがないよう、ワンサイズ大きいサイズを使用するのがおすすめです。

フィット感

就寝時につける夜用のナプキンは、快適な睡眠のためにフィット感も大切です。

寝ている間にズレないよう、ショーツに固定することができる羽つきのものがおすすめ。おしりにしっかりフィットしてモレを防いでくれます。

横向きに寝るという方や寝返りをよくうつという方には、羽つきにプラスして、横モレを防ぐ立体ギャザーつきだとさらに安心です。

吸水力

生理中は寝ている間にパジャマやシーツにモレてしまわないかな、と心配になりますよね。

特に経血量が多い日には、吸水量が多い夜用ナプキンを選ぶと良いでしょう。おしりまでしっかりカバーできるサイズに加えて、吸水力に優れた吸水ポリマーを吸水体に使っているものがおすすめです。

特に吸水力が高いショーツタイプのナプキンは、絶対に失敗したくない! というときに活用したい夜用ナプキンです。

肌への優しさ

夜用ナプキンは着用している時間が長いため、肌への優しさも注目ポイントです。

かぶれやムレが気になる方は、ナプキンの表面にエンボス加工が施されていて肌に直接触れる面積が少ない形状のものや、オーガニックコットンなど敏感肌に優しい素材を使用したものを選ぶのがおすすめです。

コストパフォーマンス

夜用ナプキンは昼用ナプキンに比べて個数が少ないものが多いため、コストパフォーマンスも重要です。

最も価格が抑えられるのは表面に不織布を使用しているもの。敏感肌の方に人気の高いコットン素材のものは化学繊維のものと比べて価格が高めの傾向があります。

また、吸水力の高いショーツタイプは1枚当たりの価格が最も高くなってしまうため、経血量が多い日や旅行のタイミングなど、特に心配な日用として使用するのがおすすめです。

生理用ショーツ(サニタリーショーツ)と普通のショーツの違い

生理用ショーツ(サニタリーショーツ)は生理中の不安や心配な点をサポートしてくれるので、モレやズレが気になるという方は試してみてはいかがでしょう。

生理用ショーツと普通のショーツには、主に素材と形状に違いがあります。

素材

生理用ショーツのナプキンを当てるクロッチ部分の素材には、ポリウレタンやポリエステルなど防水加工された生地が使われることが多く、防水性に優れているという特徴を持っています。

そのため経血が染み出しにくく、またついてしまっても落としやすいという点があります。

形状

生理用ショーツのクロッチ部分の生地は二重構造になっていて、経血が染み出しにくい形状になっています。

また、ナプキンが剥がれにくいようクロッチ部分の内側がザラっとした手触りの生地で作られていたり、ショーツにナプキンがしまえるポケットが付いているものもあります。

生理用ショーツ(サニタリーショーツ)の選び方

生理用ショーツ(サニタリーショーツ)の選び方
(c)Shutterstock.com

生理中も快適に過ごせるようサポートしてくれる生理ショーツ(サニタリーショーツ)。ここでは生理用ショーツの選び方のポイントについて見ていきましょう。

サイズの測り方

生理用ショーツを購入するときのポイントは、自分に合ったジャストサイズのものを選ぶこと。

小さすぎるとくい込んだり、擦れて肌トラブルの原因に。大きすぎるとナプキンがしっかりフィットせず、モレの原因になるのでご注意ください。

ウエストとヒップのサイズを計測して、ジャストサイズのものを選びましょう。計測は足を閉じて姿勢を正し、真っ直ぐに立った状態で行います。

ウエストはおへその少し上の一番くびれている部分を測ります。ヒップは横から見て一番おしりが突き出ている部分を測りましょう。

ライフスタイルに合わせて

生理用ショーツの形は、主に「ノーマルレッグ」・「ハイウエスト」・「ローライズ」・「ボクサー」の4種類があります。

それぞれ特徴があるので、ライフスタイルに合わせて選んでみてくださいね。

ノーマルレッグ

ショーツの裾が足の付け根に沿ってカットされた一般的な形のショーツです。

段のショーツと変わらない感覚で履けるので違和感なく使用することができます。

ハイウエスト

お腹まで包み込み、腹巻のように冷えを防止できる効果のあるショーツです。

ハイウエストのサニタリーショーツにはポケットつきのものが多く、カイロを入れれば寒い季節でも温かく過ごせるというメリットも。

ローライズ

履き口が浅いので洋服の形に響きにくく、生理期間中でも気にせずファッションを楽しみたいという方におすすめです。

ボクサー

ショーツの裾がヒップの下で水平にカットされたタイプのショーツです。

太ももまでカバーしてくれるのでナプキンがズレにくく、運動するときにも安心です。

耐久性

ウエスト部分のゴムが太く生地がしっかりしているタイプのものは耐久性が高いので、長く使えてコストパフォーマンスも高いのでおすすめです。

ゴムが細めのものや生地が薄いものは生地がよれやすい傾向があるため、頻繁な買い替えを検討していない方はゴムが太めで生地がしっかりしているものを中心に選んでみてくださいね。

通気性

生理用ショーツは、普通のショーツに比べて防水性に優れている反面、空気がこもりやすく通気性が悪いという傾向があります。

クロッチ部分にコットン素材を使用しているものは通気性が良いため、生理中のムレが気になる、という方はクロッチ部分の素材がコットンのものを選ぶのがおすすめです。

防水布の長さ

防水布とは、クロッチ部分に使われている防水性のあるシートのこと。防水布には「ロングシートタイプ」と「ナイトタイプ」があり、長さや範囲に違いがあります。伝いモレや横モレが心配な時におすすめのショーツです。

ロングシートタイプ

防水布の長さが通常のものと比べて長く、お尻までカバーしてくれます。長い時間ナプキンを変えられないときでも、モレを気にせず着用することができます。

ナイトタイプ

防水布の長さがロングシートタイプよりもさらに長く、腰の辺りまでカバーしてくれます。伝いモレや横モレの心配が少なく、就寝時も安心して着用することができます。

自分に合ったナプキン・ショーツで快適に

生理用ナプキンや生理用ショーツの選び方のポイントについてご紹介しました。

憂鬱になりがちな生理期間中。自分に合ったナプキンやショーツを選んで快適に過ごせるよう工夫してみてくださいね。

TOP画像/(c)Shutterstock.com

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