【目次】
・気温15度の日って、どんな服装を着るべき?
・太陽の暖かさを感じる日は【ジャケット】だけで十分
・朝晩の寒暖差がある日は【トレンチコート】に頼って
・その日の気分で【ニット】を主役にコーデを考えて
・最後に
気温15度の日って、どんな服装を着るべき?
気温15度は東京では、春や秋のシーズン。春なら3月の最高気温、平均気温は4月~5月、5月には最低気温をマークするなど、長袖は必要だけど気持ちよく過ごせる季節。今回はこの時季のスタメンに推したい、ジャケット、トレンチコート、ニットを中心にコーディネートをご紹介します。
・季節の変わり目なのでアウターは必須
・ニットは薄手や保温性など素材感で選ぶ
・ベーシック×きれいめ感でシンプルコーデを格上げ
太陽の暖かさを感じる日は【ジャケット】だけで十分
着回し力の高いジャケットは、気温15度の日のさまざまなシーンでフル活用! 中に着る服を変えれば、暖かい日も少し肌寒い日も調整できるうえに、はおるだけでコーデに大人っぽさを足せるのが魅力的。ビッグシルエットの軽やかなジャケットをカーディガンライクに… そんな使い方もジャケットなら叶います。
【1】黒カーディガンジャケットコーデ
ゆったりシルエットでカーディガンのようにはおれるジャケットは、オンライン会議の強い味方。らくちんなのにきちんと感があるので、ツヤスカートと合わせてハンサムに仕上げて。
【2】ネイビージャケットコーデ
正統派のネイビージャケットは、グリーンを合わせて真面目さを気持ちよく裏切るのがおしゃれ。バッグが映えるよう、ジャケットのインはオールホワイトに。
【3】キャメルジャケットコーデ
アイシーブルーのナローフレアは、とろみのあるキャメルジャケットを合わせてトラッドに。トレンド要素が満載のスカートは、落ち感のあるジャケットに合わせれば、大人っぽく色っぽく着こなせる。
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【4】黒ダブルジャケットコーデ
旬の長め丈タイトスカートにワイドシルエットのダブルジャケットをバサッとはおったコーデ。メリハリを意識したシルエットで、こなれ感漂うスタイリッシュな着こなしに。
【5】グレージャケットコーデ
ノーカラージャケットは上品なグレンチェック。ここに白スラックスだとまじめすぎるから、白デニムでほどよく力の抜けたコーディネートに。スカーフやメガネなど、小物使いでもきちんと感を盛り上げて。
【6】ネイビージャケットコーデ
春らしさ抜群のミントカラーのワンピースに、黒のノーカラージャケットを合わせてきちんと感を前面に。付属のベルトでウエストマークして、甘さの中にも働く女性の意志を感じるコーディネートに。
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【7】グレージャケットコーデ
ジャケットスタイルを一気に今っぽく更新してくれる渋めボルドーレッドのカラーパンツ。グレージャケットと合わせるコツは、温かみのあるグレージュ小物でなじませるようにつなぐこと。
【8】テーラードジャケットコーデ
シンプルなジャケットに黒のひざ下タイトという知的通勤の王道スタイル。タイトスカートのきちんとスタイルの中に女っぽさと今どきの洒落感も漂わせて。
【9】ベージュジャケットコーデ
ジャケットスタイルはとろみ素材のワイドパンツを合わせると大人っぽく上品な装いに。全体を淡いカラーでまとめた分、ノーカラージャケットで直線、ポインテッドトゥパンプスで角を足してシャープさアップ。
【10】黒ジャケットコーデ
シックな配色でまとめたきちんと系スタイル。テーラードは黒ならオケージョンにも対応可能。シャープなラインならモードな表情にも。ウエストにさらっとボーダーニットを巻いて、おしゃれ感をプラス。
【11】黒ジャケットコーデ
きちんとした仕事シーンにも、華やかな場にもふさわしい、大人のフェミニンさを引き立てるボウタイブラウス合わせのジャケパンスタイル。ソフトな素材感がやさしく女らしい雰囲気に。
【12】白ジャケットコーデ
フラップを開け閉めすることで印象が変化するバッグは、端正なスクエアフォルムはそのままに、白なら女性らしく、黒ならハンサムな印象へと使い分け自在。バッグの白とリンクさせて、品あるお仕事コーデの完成。
【13】チェックジャケットコーデ
きちんと感とトレンドのバランスがほどよく、ジャケット初心者も気負わずにエントリーできる買いやすいプライス。ウエストを絞らないすとんとしたシルエットが、チェック柄をいきいきとモダンに見せてくれる。
朝晩の寒暖差がある日は【トレンチコート】に頼って
1日の寒暖差が激しい早春や晩秋の頃は、ロング丈のトレンチコートがあると安心。ジャケットと同じくトラッド感があるので、カジュアルテイストと合わせても今っぽい空気感をつくれます。少し暑く感じるときは、袖口をグイっとあげてボリューム袖をつくり、今どきのシルエットで着こなすのもおしゃれ。
【1】トレンチコート×黒スポーティアウターコーデ
気温が15度までしか上がらない日は、トレンチコートにスポーティアウターをイン。スウェットパーカーのように着たナイロンアウターがシャキッとした見た目で、鮮度よくおしゃれに着られる。
【2】トレンチコート×クロップドデニムコーデ
トラッド感の強いトレンチコートも、カジュアルの定番ボーダー、デニムを合わせるとフレンチシックな佇まいに。ミニマルなブラウンローファーとクロップドデニムのバランス感で肩の力の抜けた着こなしを実現。
【3】トレンチコート×オールホワイトコーデ
白のワントーンにトレンチのバサッと感が、暖かさを確保しつつも爽やかな着こなし。スニーカーもエコバッグも白にこだわって、ミニマルに仕上げたい。
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【4】トレンチコート×黒パンツコーデ
淡いベージュのトレンチコートに黒スティックパンツを合わせたコーデ。きれい色ニット&ヒールで春らしいアクセントを投入して、全体を軽やかに。
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【5】トレンチコート×ピンクニットコーデ
トレンチの下にシアーニットをインして、さりげない女性らしさを。肌なじみがよいピンクカラー×デニムでカジュアルなトラッドコーデに。
【6】トレンチコート×グリーンニットコーデ
ボトムの黒と靴のモノトーンのおかげでシガーブラウン×グリーンのアースカラー配色が引き立ち、スタイリッシュな雰囲気に。鋭角なトゥとヒール、メタルパーツでチェック柄もクールな女っぽさが生まれる。
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【7】トレンチコート×レオパード柄スカートコーデ
トレンチコートからのぞかせたレオパード柄のスカートや、起毛感のあるひとクセバッグで、洒落た味付けを。定番のベージュをまとうからこそ、シックにまとめて、ときに大胆な女っぽさを漂わせて。
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【8】トレンチコート×ピンクスカートコーデ
落ち着き感のあるフレアスカートにロングトレンチコートを合わせてIラインを強調。スカートスタイルでも甘すぎず、信頼感も得られてオフィスシーンでも活躍できるコーデ。
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【9】トレンチコート×ネイビーワンピースコーデ
トレンチコートにネイビーワンピースを合わせたシンプルで上品なコーディネート。スカーフリングを使って結び目のないスカーフ使いがスマートな印象を与えてくれる。
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【10】トレンチコート×白ブラウスコーデ
無造作にはおるだけでスタイルが決まる、トレンチの万能さを実感。そではたくし上げてこなれ感を出して。ビジュー付きベロアフラット靴の華やかさが、シンプルスタイルをおしゃれに見せるポイント。
【11】トレンチコート×黒パンツコーデ
働くアラサー女子のユニフォーム的存在「上質トレンチコート」を着るなら、シンプルコーデだからこそ見えてくる、今の自分のセンス磨きに挑戦。自分らしいおしゃれを手に入れて。
【12】トレンチコート×デニムパンツコーデ
ニットとパンプスのこっくりカラーをベースに、ブルーデニムとベージュトレンチを合わせたブリティッシュ配色コーデ。大人っぽくこなれた印象に。
その日の気分で【ニット】を主役にコーデを考えて
同じ気温15度でも日中と夜では体感温度も変わってくるので、季節をつなぐニットをコーデの調整役にぜひ取り入れて。ここでは、着こなしが映える大人配色や、きれいめシルエットを生むシンプルレイヤードを中心に、好バランスなニットスタイルをご紹介します。
【1】カーキのメッシュニットコーデ
この春もトレンド入りしている透け感ニットは、メッシュトップスでヘルシーな大人っぽさをプラス。落ち着いたカーキにベージュのイージーパンツを合わせれば、ドライな仕上がりに。
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【2】白ニットベストコーデ
白と黒、そしてベージュ。シンプルな色使いだからこそ引き立つレイヤードコーデ。あえてベーシックに徹することで、トップスと足元の立体感が効果的に効いてくる。
【3】ブルーニットの肩掛けコーデ
旬のスポーティアウターは、ボリューミィなブルーニットをラフに肩掛けして上半身に「引っかかり」を。立体感が生まれるだけでなく、目線が上がってレイヤードコーデがすっきり。
【4】ブラウンニットコーデ
女らしい細身シルエットのナローフレアスカートは、ざっくりニットとの組み合わせで今年らしい重めバランスに。足元はローテクスニーカーでハズすのが気分。
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【5】ボーダーニットコーデ
カジュアルな印象のボーダーニット×黒フレアスカートのモノトーンコーデ。上品なサテンのツヤが加わるだけで女らしく一気に最旬イメージに。
【6】黒アンサンブルニットコーデ
ニットアンサンブルは、カーディガンをラフに肩掛けして立体感を演出。足元のローヒールも黒で合わせれば、楽ちんなのに大人っぽい。オレンジのスカートを合わせたら、パッと華やかなコーディネートに。
【7】ピンクニットコーデ
ほんのり甘いダスティピンクのニットにグレーデニムを合わせたコーディネート。ワードローブに淡色が多いならグレーのまろやかさがマッチ。チラッと見えるソックスもグレーでまとめて一体感を。
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【8】ブルーニットコーデ
ふわふわマフラー、ローゲージニット、ダメージデニムと素材感の異なるグラデーションが新鮮。青みの強いブルーを選ぶことでほっこり見えを回避し、足元はパイソン柄のヒールで引き締め女っぽさもプラス。
【9】黒タートルニットコーデ
黒のタートルニットに水色のスカート、グレータイツを合わせて上品な印象に。高めの襟からチラリとスカーフの柄を覗かせてかわいらしさを演出。
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【10】ブラウンふんわりニットコーデ
エアリーなふんわり感が愛らしい温か配色のふわふわニットにレース素材のスカートを合わせて、欲張りすぎないほどよい女っぽさをプラス。
【11】2WAYイエローニットコーデ
大流行中の背中開きニットは髪をおろして肌見せの分量を計算するのが着こなしのコツ。ベーシックなネイビーのロングスカートもグッとフェミニンな佇まいに。
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【12】ブラウンニットコーデ
旬のブラウンニットとグリーンのタイトスカートを合わせて新鮮な配色で大人なグラデーションを楽しんで。表情豊かなスカートはシンプルニットと相性抜群!
最後に
何を着たらいいのかわからない、気温15度の日はベーシックのブレない感性が頼りになります。とくにジャケットやトレンチコートは、軸がしっかりしている分、遊びを効かせるような足し算コーデもOK。ニットは逆に引き算をベースに、ニットの素材感でそれぞれの季節に落とし込むとバランスよくまとまります。お手本コーデを参考にしたり、トレンドアイテムを適度に取り入れたりして、旬感を楽しんでくださいね。