【オッジェンヌ・宮本萌さん】の素顔にフォーカス!
PROFILE:33歳。メーカーの秘書を務める多忙な日々の中で、毎日ファッション誌を研究してお仕事服の着こなしをアップデートするなど研究熱心な一面が。転職にともない、オッジェンヌとしての活動を卒業します。
◆私の社会人生活を救ったのはファッションでした
「新卒で総務部に配属されたのですが、正直社会人としての目標もなく、3年したらお嫁にいって専業主婦になるものだと思っていました(笑)。でも、漫然とした社会人生活に終止符を打ちたくて、目標がないなら与えられた仕事をまずは頑張ってみようと切り替えたのが入社2年目。そこでまず向き合うことにしたのが通勤服でした。
仕事に向かうテンションを高めるためにファッションを研究して、きちんと素敵に、それでいて予定に合った服装をすることで、会社に行くときの意識を変えたんです。このときの自分のおかげで、オッジェンヌとしての今があります。
そんなころ、突然の転機が。ある日突然『社長の秘書をやってください』と異動通達があったんです。家族や周りには驚かれましたが私自身は至って冷静。なぜなら、前日に秘書になる夢を見たから(笑)。そこから秘書として働きはじめて10年目に。10年続けたら秘書業務が得意になるのはあたりまえ。さらに向上するためにはどうすべきか考えて、日々の仕事に向き合っています。
ただ、それでも秘書の仕事にプレッシャーを感じた時期も…。そんなとき、私を救ってくれたのも、服でした。毎朝鏡の前でコーディネートを考えて、自信が持てる状態にする。それが会社に向かう前の儀式となり今でも続けています。だから大げさではなく、ファッションが私の社会人人生を助けてくれたのです。
そんな私の気持ちをオーディションで語ったところ、オッジェンヌをやらせていただけることに。Oggiではさまざまなファッション企画に参加できました。単に流行を追うのではなく、ロジカルにいろんなものを取捨選択していくことの大切さを学びました。ブログもたくさんの方が見てくださって、仕事もファッションも勉強すれば必ず向上できるという発見が、いちばんの収穫でした。
転職のため、オッジェンヌの活動は今回で最後。これまで、たくさんの人に助けられ、ここまで来ました。その感謝を胸に成長し続けられる自分でいるのが今の目標。そして、ファッションに救われた日々は忘れません。いつ、どんな形かわかりませんが自分のキャリアを通してファッションが与えてくれるパワーを伝えられる人になりたいと思っています」
◆宮本さんのプライベートショットも公開!
▲プロのスタッフとともにファッションやメイクについて理解を深めることができたのは大きな財産に。
▲オール私物で行った着回しページは特に印象深い!
▲旅行企画では鳥取砂丘へ! ラクダに乗ったのも思い出♡
▲Oggi.jpで書いたブログは80本以上!
▲厳選して買い物をするようになり、クローゼットの服が激減!
また、どこかでOggi読者のみなさまにお会いできますように!
コート[共布ベルト付き]¥49,000(アルアバイル〈アルアバイル〉) ニット¥13,000・ストール¥14,000(シック〈ゴビ〉) スカート¥18,000(ナノ・ユニバース カスタマーサービス〈ODORANTES〉) バッグ¥43,000(IACUCCI 大丸東京店〈IACUCCI〉) 靴¥33,000(ダイアナ 銀座本店〈ダイアナ〉) イヤリング¥4,173(アビステ) 時計¥55,000(ヴァンドーム青山プルミエール 伊勢丹新宿店〈ヴァンドーム青山〉)
Oggi2月号「月刊オッジェンヌ」より
撮影/石川純平 スタイリスト/兵藤千尋 ヘア&メイク/森川 誠(PEACE MONKEY) 構成/正谷優貴
再構成/Oggi.jp編集部