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LIFESTYLE

2019.10.19

お手本は海外ホテル! おしゃれな【寝室】をつくるインテリア<実例で解説>

狭かったり布団が乱雑に敷かれていたりなど、寝室をおしゃれな空間にするのは実は難しいもの。そこで、インテリアコーディネーター・荒井詩万先生に、実例・画像付きで寝室のインテリアコーディネートのコツについて教えていただきました。一人暮らしの方も実践できますよ!

おしゃれな寝室をつくるポイント

【目次】
おしゃれな寝室とは?
寝室のインテリアのポイント
おしゃれな寝室インテリアコーディネート実例

おしゃれな寝室とは?

〝おしゃれな寝室〟と聞いて想像するのは、どのような空間でしょうか。人によってさまざまだと思いますが、ホテルのような寝室を思い浮かべる人も多いのでは。

心地よくて素敵だなというポイントは、色や素材の統一感があり落ち着いた雰囲気リラックスできる照明クッションなど小物の上質感などが挙げられるのではないでしょうか。

▲ロンドン「Haymarket Hotel」、ベッドヘッドボードが特徴的

▲フィレンツェ「The St. Regis Florence」、キャノピー(ベッド上の装飾天蓋)がポイント

▲ロンドン「St. Pancras Renaissance London Hotel」、筒状クッションがポイントに

▲パリ「Hotel Scribe Paris」、壁面のアートとチェック柄のベッドスプレッドがかわいい

▲ハノイ「Sofitel Legend Metropole Hanoi」、ブラケットライトのシノワズリーなデザインがアクセント

寝室のインテリアのポイント

■1:ベッドヘッドウォールで見せ場を

前述のとおり、おしゃれで快適な空間にしたいと考えた場合、まずはホテルの部屋を参考にするのがセオリー。

多くのホテルでは、ベッドの配置は頭を壁側につける〝ベッドヘッドウォール〟。窓にかぶらないようになっているはず。なぜなら頭を窓側にすると、窓からの冷気で冷えたり朝の光がまぶしかったりして快眠できないため。また、頭側に窓があったり通路だったりするよりも壁の方が心理的にも落ち着きます。

もし頭側に窓があるようにベッドを配置していたら、いますぐ変えてみて。安心感が出て落ち着きますよ。

さらにベッドヘッドを壁につけたら、その上に絵やポスターなどを飾ってみましょう。簡単にフォーカルポイント(見せ場)をつくることができ、そこを部屋の中心にしてメリハリが生まれ空間が華やかになります。ホテルの部屋もベッドヘッドの上に絵が飾られていることが多いですよね。

■2:布を1枚掛けるだけ

掛け布団の上に掛ける大きな布、ベッドカバーを掛けるのもおすすめ。部屋のアクセントになるだけでなく、ほこりよけにもなりますよ。さっと掛けられるので、来客の際も寝室の生活感を隠せます。

ベッドカバーを選ぶ際、シーツや布団カバーが白やベージュなどのシンプルなものであれば、部屋のテイストとマッチした色のあるものを。

IKEA(イケア)などのインテリアショップにも販売されていますし、正式なベッドカバーでなくても大きめの布ならOK!

■3:〝サイドテーブル〟で快適に

ベッドの横にサイドテーブルがあれば、スマホや本、緊急時の懐中電灯などを置いておけるので便利です。

サイドテーブルがない場合、おしゃれなふた付きのバスケットや椅子でも代用可能。意外性が出て、あか抜けた雰囲気になります。

■4:カーテンは好み優先で

寝室は落ち着いた雰囲気にしたいと考え、カーテンも暗い色を選びがち。でも寝室こそプライベートな空間なのだから、大胆に自分の好きな色や柄を取り入れてみるのも手。

その際に注意したいのは色の選び方。部屋にある家具や雑貨などの色と、最低1色はリンクさせること。そうすれば失敗しません!

■5:照明は壁を照らして

天井にひとつしか照明をつけていない場合、もう一つ照明をプラスしてみて。テーブルライトやフロアライト、クリップタイプのスポットライトなど、種類はなんでもOK!

ポイントは、「床に置く」「壁を照らす」こと。

背の低いフロアライトは床に置き、背の高い照明やクリップタイプは壁面を照らすように配置しましょう。そうすれば直接光源が見えません。また陰影が生まれて部屋が広く見える効果も。

おしゃれな寝室インテリアコーディネート実例

■1:フォーカルポイントづくりを大切に

▲(魚津市F様邸)ベッドヘッドに花柄の輸入壁紙、家具をシンメトリーに配置して

▲(杉並区M様邸)ウィリアムモリスの壁紙とブラケットライトで落ち着いた雰囲気に

▲「3人のインテリアコーディネーター展」アートのような壁紙で華やかに

▲(豊島区I様邸)ベッドヘッドが窓側になるため、フリルバランスのレースとリボンタッセルで天蓋風なフォーカルポイントを

■2:ベッドアクセサリーで上質空間を演出

▲(杉並区I様邸)まさにホテルライクなイメージでたくさんのクッションを置いて

▲(品川区M様邸)ダークブラウンとアイボリーで落ち着いた色合い、マスタードのベッドスプレッド&クッションがアクセント

▲(横浜市A様邸)ダブルマットレスにベッドスカートをつけて、アートと色を合わせたベッドスプレッドやクッション

▲(横浜市A様邸)ふんわりとしたベッドスカートでエレガントに

▲(港区T様邸)アートに色を合わせてベッドスローとクッションをオーダー、ホテルライクな空間に

参照:
荒井先生のブログ(【コラム05】ホテルライクなベッドルームに)

荒井先生の著書『今あるもので「あか抜けた」部屋になる。』では、今回ご紹介したおしゃれな寝室のつくり方以外にも、いまあるものでセンスのいい部屋にする20のルールについて、わかりやすく解説されています。ぜひお部屋づくりの参考にしてみてくださいね!

※実例写真は、荒井詩万先生が手がけたコーディネート事例について許可を得て掲載しています。

取材・構成/川原莉奈

教えてくださったのは… インテリアコーディネーター・荒井詩万さん

インテリアコーディネーター。CHIC INTERIOR PLANNING主宰。日本女子大学家政学部卒。フリーランスのインテリアコーディネーターとして、「友人宅の椅子をひとつ選ぶ」ことからキャリアをスタート。現在までに個人邸のコーディネート、リフォームなど150件以上を手がける。使いやすいプランニング、細かな収納計画、美しい配色にこだわった、住まう人それぞれに合う心地よい空間づくりが人気。インテリアスクールや大学の講師としても活躍。その他、さまざまなセミナーや自宅でのインテリアレッスンなどを通して、今まで4000人以上にインテリアのノウハウを伝える。NHK教育テレビ「資格☆はばたく」、テレビ東京「インテリア日和」、日本テレビ「スッキリ!」など、テレビ出演も多数。

先生の詳細は、こちらから。

書籍『今あるもので「あか抜けた」部屋になる。』(荒井詩万著:サンクチュアリ出版)

センスが無い、お金が無い、子どもがいる、賃貸、狭い、物が多い、でも大丈夫! センス、お金、広さ、全部いらない。4000人以上にノウハウを伝えてきた理論派コーディーネーターが教える、真似するだけの部屋づくり。何も買わずに勝手に部屋があか抜ける! どんな部屋でもあてはまる黄金ルール教えます。

書籍の詳細は、こちらから。


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Oggi5月号46ページに掲載しているアルアバイルのライトベージュのジャケットの値段に誤りがありました。正しくは¥49,500になります。
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